11-12シーズンからの出場記録が途切れる? ペップが来季のCL出場権獲得に危機感
17試合消化して7位のシティ
ペップ・グアルディオラ監督就任以降、最も安定しないシーズンを送っているマンチェスター・シティ。プレミアリーグでは17試合を消化して8勝3分6敗の勝ち点27で、7位となっており、首位リヴァプールとはすでに「12」の勝ち点差がある。 リーグ戦直近8試合で6敗を喫しているシティは次節ホームでエヴァートンと対戦する。ここまでのエヴァートンは15位と下位に沈んでいるが、直近の2試合はアーセナルとチェルシーから勝ち点1を獲得しており、堅守を披露している。シティはアーリング・ハーランドに得点の多くを依存しており、今のエヴァートンは非常に厄介な存在といえる。 このままシティが勝ち点を落とし続ければ、来季のCL出場権を獲得できない可能性が出てくる。『BBC』では、ペップが「今、我々は間違いなく危険に晒されている」と現状に対する危機感をあらわにしている。 「私が以前そう言った時、人々は笑った。彼らは『チャンピオンズリーグ出場権を得ることは大した成功ではない』と言ったんだ」 「しかし、この国のクラブではよくあることだと私は知っている。何年もの間、優勢だったクラブが、その後何年もチャンピオンズリーグに出場することができなかった」 「過去数年間、チャンピオンズリーグに出場してきた唯一のチームはマンチェスター・シティだ」 「優勝候補はたくさんいる。どのクラブにとっても優勝はとても重要で、試合に勝てなければ敗退する」 「もし我々が予選を突破できなければ、それは我々が値しなかったからだ。多くの問題を抱え、それを解決できなかったからだ」 今季のプレミアの上位争いはペップがいうように非常に熾烈で、BIG6のトッテナムとマンチェスター・ユナイテッドはボトムハーフに落ちてしまっている。代わりにノッティンガム・フォレストやボーンマス、アストン・ヴィラが上位に食い込んでおり、シティはその波に飲まれつつある。11-12シーズンから連続してCLに出場しているシティだが、今季は上位の成績を残し、来季も欧州のカップ戦に出場することはできるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部