ナタンの来日初ゴール含む大量7発!湘南・伊久間洋輔監督「得点の匂いはずっとしていた」【F1下位リーグ第26節|記者会見/しながわvs湘南】
1月7日、名古屋金城ふ頭アリーナにてFリーグ2023-2024ディビジョン1ファイナルシーズン下位リーグ・第26節が行われ、しながわシティと湘南ベルマーレが対戦。湘南は7-2で勝利した。 試合の入りは最悪なものだった。第1ピリオド6分に先制点を喫してしまうと、12分にも失点を重ねて2点を追いかける展開に。しかし17分、牧野謙心が前線でボールを奪うと、飛び出してくるGKよりわずかに早く折り返し、堀内迪弥がシュートを叩き込んだ。19分には敵陣左奥の内村俊太が中央へダイレクトでパスを送ると、前川尚志がネットを揺らして2-2に。湘南の勢いは止まらず、同点弾の直後に高橋広大がカウンターからゴールを決め、第1ピリオドのうちに逆転に成功した。 第2ピリオドは23分に萩原真夏が、30分にナタンが来日初ゴールを決めてリードをさらに広げる。残り4分を切ると、しながわがパワープレーを仕掛けてきたがゴールを割らせることはなく、残り1分26秒に堀内がオウンゴールを誘発し、残り1分2秒には林田フェリペ良孝がパワープレー返しを決めて、終わってみれば7発大勝という結果になった。 試合を終え、伊久間洋輔監督と萩原が記者会見に出席した。
失点後も気持ちを戻してやれた
●湘南ベルマーレ|伊久間洋輔監督 ──試合を振り返って。 今日も本当にたくさんのサポーターに来ていただき、より一層声援で力になりました。しながわさんは(名古屋ラウンドの)1試合目で我々は2試合目ということで、体力面の心配はありました。最初にセットプレーから失点しまいしたけど、集中力を切らすことなく、昨日と同様みんなが勝ちに向かってやるべきことをやれたから逆転できたと思います。相手の黒本(ギレルメ)選手を上げた攻撃やパワープレーに関してもスカウティング通りで、しっかりと守れてよかったです。 ──先に2点を決められた試合序盤と全然違う試合になった要因、2失点後のタイムアウトで話したことは? ボールをしっかりと動かすというか、フィクソの動きを入れていこうというので、前半の最初の方は昨日の試合の疲れもあったのか、うまく動けていなかったので2失点してしまいました。タイムアウトではそこについて話をして、選手たちはそれを体現してくれました。GK攻撃を練習していたので、そこで得点が入ったので、練習したことがゲームでできたと思う。気持ちを戻してやれたことで、こういう試合ができたと思います。 ──ついに来日初ゴールを決めたナタン選手はこれまでどんな取り組みをし、加入後どんな変化がありましたか? 僕だけでなく、サポーターもチームのみんなもナタンのゴールを願っていたので、非常によかったと思います。彼はすごく真面目な方で、練習も一生懸命やる選手。試合中の指示や戦術面のディフェンスの話などは言葉の壁で難しさがありましたけど、ここ最近はみんながコミュニケーションを取れています。プレーに関しては彼の特徴を生かせるプレーが出ていて、得点の匂いはずっとしていたので、(結果につながった要因は)コミュニケーションなのかなと思います。
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