【エリザベス女王杯】武豊ハーパーは初のブリンカー着用もしんがり17着大敗「まともに走れなかった」
[GⅠエリザベス女王杯=2024年11月10日(日曜)3歳上牝、京都競馬場・芝外2200メートル] 武豊騎乗の7番人気ハーパー(牝4・友道)は最下位の17着に大敗した。初のブリンカー着用という仕掛けを講じて挑んだこのレース。スタートを決めると前に出して行き、道中は逃げたコンクシェルの2、3馬身後ろの2番手という積極策に出た。 ただ、4角手前の時点ですでに手応えが怪しく、外からスタニングローズに勢い良くかわされた後の直線では武豊のムチにも反応できずズルズルと後退。さらにはレガレイラに内から狭いところを強引に割って入られて押しのけられ(ルメールは過怠金5万円の制裁)、フラフラになって最後は鞍上も無理をしなかった。 武豊はレース後、「スタートからずっと内にササッて、まともに走れなかった」と回顧。不利よりも自身の問題を敗因に挙げていた。
東スポ競馬編集部