RIZINとKNOCKOUTのベルトを肩にさげる鈴木千裕

　KO勝ちを続けるRIZINフェザー級王者・鈴木千裕への次期挑戦者決定戦構想を27日、RIZINのYouTube公式チャンネル「榊󠄀原社長に呼び出されました 2024」で榊原CEOが語った。 【動画】鈴木千裕の豪快KO集！、この榊原CEOの発言動画も 　まず榊原CEOは6月9日（日）に開催される格闘技イベント『RIZIN.47』（東京・国立代々木競技場 第一体育館）の［RIZIN MMAルール 66.0kg］元RIZINフェザー級王者クレベル・コイケ（ボンサイ柔術）と、元ベラトール＆RIZINバンタム級王者フアン・アーチュレッタ（米）に言及、「クレベルは今年の早い段階からケラモフ戦をイメージ。ケラモフはいろんな事情で来日が難しいが、このレベルの選手を獲れば、タイトルいけるよね」と榊原CEOと確認したという。そして今回の相手はアーチュレッタ。榊原代表は「クレベルにとって一番やりにくい相手、よく受けたと思う。フェザー級の次期挑戦者決定戦という位置付けでもいいかなと思ってはいます」とした。 　続けて「ただ7月末の未来vs平本も含めて、ランキング制ひいてないので。ファンが何を支持するかも含めて、次のフェザー級のタイトルマッチに今年の後半戦で実現できたらと思います」と、7月28日『超RIZIN.3』にて行われる朝倉未来vs平本蓮も次期挑戦者候補と示唆した。 　アーチュレッタは元ベラトールバンタム級王者で、昨年7月には、RIZINバンタム級王座も獲得。しかし、大晦日の朝倉海戦で体重超過により王座はく奪、試合でもKO負けとなった。今回は1つ上のフェザー級戦だ。 　アーチュレッタはレスリングをバックボーンにグラウンドを得意とするが、そこからの打撃でKOも多い選手。22日のインタビューでは「（クレベルは）寝技以外の脅威はあまり感じない。動きもスローだし、打撃もゆっくり。彼は打撃をもらうとガチャガチャな攻撃になってくるので、自分はそこを利用してフットワークなどを駆使して行く」と打撃でも上回るつもりだ。 　これに元RIZINフェザー級王者クレベルはどう応えるか。鈴木千裕の次の防衛戦の相手は果たして誰になるのか。