コンビニ新時代――セブン、スーパーとの“いいとこどり”新業態 「調理定年」と「タイパ」に着目【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
セブン&アイ・ホールディングスが、コンビニエンスストアに食品スーパーの要素をプラスした、新業態の店を千葉県内に開きます。イオンが展開するコンパクトな店舗も拡大中です。背景には、自宅の近くで効率良く食品を購入したいというニーズがありそうです。 【画像】イトーヨーカドー 来年春までに9店舗を閉店へ 北海道、東北、信越から姿消す そこで今回の#みんなのギモンでは、「コンビニのスーパー化進む?」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説します。 ●コンビニ新時代 セブンの狙いは? ●脱・手作り主義 調理定年って?
■千葉にオープンする新コンセプトの店
近野宏明・日本テレビ解説委員 「食材やお総菜など日々の買い物は、どういうところでしていますか?」 徳島えりかアナウンサー 「基本的にはスーパーでまとめて買いたいんですけど、仕事帰りで疲れていたり、荷物が多かったりすると、ちょっと割高かもなと思ってもコンビニでパッと買ってしまうことがありますね」 刈川くるみキャスター 「私はスーパーで休日、野菜はここ、乳製品はここ、とはしごするのが楽しくて好きなんですけど、藤井さんにおすすめのスーパーを教えてもらい、そこではお魚をよく買っていました」 藤井貴彦アナウンサー 「私もスーパーはよく行きます」 近野解説委員 「皆さん、生活スタイルとその時のシチュエーションによって使い分けされているということのようですが、29日にセブンイレブンの新業態のお店が千葉・松戸市にオープンします」 「一見すると普通のセブンイレブンのようですが、コンビニエンスストアに食品スーパーの要素をプラスした、新しいコンセプトのお店だそうです」 藤井アナウンサー 「ちょっと大きいですもんね」
■品揃えは従来のコンビニの1.5倍
近野解説委員 「商品棚を見てみると、確かにコンビニと比べて肉とか野菜、果物、生鮮食品の品揃えが豊富です」 藤井アナウンサー 「コンビニエンスストアの良さも、スーパーの良さも併せ持ったような店舗ですね」 近野解説委員 「まさにコンビニとスーパーの中間、いいとこどりの店舗ですね。新しいコンセプトのお店の平均的な面積は従来の約 2 倍です」 「生鮮食品やチルドの食品などを拡充するほか、グループ各社の商品、例えばアカチャンホンポのオムツやおしりふきなども置く予定だそうです。そうしたことで品揃えは従来のコンビニエンスストアの1.5倍以上、この店の場合は5300品目となるそうです」