「高山ラーメン」と絶品チャーシューに思わず笑みが!! 北陸道「神田PA」の幸せランチ
見た目は普通だが……予想を裏切る美味しさ
北陸自動車道の「神田PA」は、滋賀県長浜市にある施設です。長浜と言えば戦国時代の歴史の街としても知られています。それを象徴するように建物は「黒壁スクエア」(長浜市旧市街にある伝統的建造物が並ぶ観光スポット)を模した作りになっているそうです。 【画像】想像以上の美味しさ!! 「高山チャーシューメン」を画像で見る(9枚)
今回はランチタイムにバイクで立ち寄り、フードコートへ向かいます。メニュー看板を見る限り麺類が充実しているようで、濃厚つけ麺も気になりましたが「高山チャーシューメン」(940円)を注文してみました。ここは自動オーダーシステムです。 出来上がりを見ると、とくにこれといった印象はなく、醤油ラーメンにチャーシュー、めんま、ナルト、刻みネギという、昔風の中華そばのようです。 まずはチャーシューからいただきます。かなり薄切りということもありますが、口の中に入れた途端に溶けてしまう柔らかさで、思わず「美味い!」と心の中で叫び、笑みが溢れそうになりました。食感だけでなく味も良いのです。脂身と肉の甘みもありジューシーです。チャーシューメンを選んで大正解でした。 さらに麺が少し独特で、かなりの細麺なのです。イメージ的には「そうめん」を思わせるほど細いです。スープも最高です。普段は飲み干したりしないのですが、今回は「完飲」。まろやかで味わい深く、そしてしつこくない。このスープには中太麺やちぢれ麺も合いそうです。
改めて「高山ラーメン」を調べてみると、飛騨高山のご当地グルメとして知られているようです。あっさり系の醤油スープが特徴で、2016年に大ヒットした映画『君の名は』で登場したことでも有名になりました。 食後に売店を覗いてみると、滋賀県産の「高島産帆布」のバッグ類や、滋賀県が全国で最多設置数を誇る「飛び出し坊や(とび太くん)」のキャラクターグッズなど、地元愛に満ちたラインナップに少しほっこりしました。
バイクのニュース編集部