「払えない…」上がり続ける修繕費に愕然。「こんなことなら前の方が…」漏れる本音が切実すぎる。夢のタワマンの悲惨な現実。
「タワマンって結構音が響くんですよ。子供が生まれてからは騒音に対してとても敏感になりました。それから換気扇の下でタバコを吸う人がいるとその臭いが上がってくるんです。思っていたよりも住みにくい…そのリアルを見た気がしましたね」。 その間も妻はご近所付き合いに余念がなかったという。 「その姿を見て当初は彼女の求めていたことを叶えてあげられたと嬉しい気持ちでいました。でも学校受験をしたいと言い出した頃からだんだんと本当にそうだろうか?と疑問に思い始めたんです。」。 浩介さんは地元も公立推しだった。 「いろんな人がいるその環境で過ごすことに意味があると考えていました。しかし、妻は譲らない。ご近所の中でも受験する人としない人で派閥ができてるようでしたね。とはいえ、洗練された環境に意味があることも重々わかっています。結局は受験を選択したのですが…」。 出費が一気に増えた。 「こんなにかかるの?って。さらにそこに上乗せされたのが修繕費の高騰だったんです…」。 平塚氏はこう話す。 「タワマンはとにかく維持費が高い。管理費と修繕積立金、固定資産税を併せて月に7、8万というところもざらです。さらにここにきて物価や人件費の高騰。これからもさらに上がることは免れられないでしょうね」。 そして浩介さんは妻にある言葉を言い渡される。 ーお小遣い減らして。 【後編】では、上がり続けるタワマンの維持費で起きている事態、そして浩介さん夫妻が迎えた最悪の結末にフィーチャーしていく。 取材・文/橋本 千紗
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