テスラのサイバートラック今年6回目のリコール 衝突リスクで
David Shepardson [ワシントン 13日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは13日、電動ピックアップトラック「サイバートラック」の新たなリコールを発表した。対象は7月30日までに製造された米国内の2400台で、部品の欠陥によって推進力が失われて衝突事故を起こす危険がある。サイバートラックのリコールは今年6回目。 米道路交通安全局(NHTSA)に届け出た書類によると、対象車に搭載されたインバーターに不具合があり、運転手がアクセルを踏んでも力が伝わらず、衝突リスクが増大する。 テスラは12月9日ごろから順次、適切な部品に交換する作業に入る。7月30日以降の生産車両には更新した部品を利用しているという。 先月にはサイバートラックのリアカメラ映像表示が遅れる問題で、2万7000台余りのリコールを発表している。