“シチズン アテッサ”から漆黒の宇宙を表現した、民間月面探査プログラム限定モデル3種
“CITIZEN(シチズン)”は、“シチズン アテッサ”からispaceとのコラボレーション限定モデル3種を2024年11月7日(木)に発売する。販売価格は19万2500円~37万4000円。 【画像】漆黒の宇宙を表現したシチズンの新作3種
ispaceは、民間月面探査プログラム“HAKUTO-R”を展開。シチズンは2019年からコーポレートパートナーとして支援を行っている。 2023年に行われたミッション1では、月面着陸のための貴重なデータを収集した。次のミッション2では2024年12月の打ち上げを予定。シチズンのスーパーチタニウムがランダー(月着陸船)着陸脚パーツに採用され、現在も開発は進んでいるという。(打ち上げ時期は2024年9月時点の情報) 今回の3モデルは、いずれもブラックを基調とし、宇宙の漆黒をイメージしたデザインが特徴。すべてのモデルに耐久性と美しさを兼ね備えたデュラテクトDLC加工が施されており、ブレスレットの中コマに結晶チタニウムを使うことで、“HAKUTO-R”の挑戦する深い宇宙空間の神秘的な雰囲気を表現した。 “CC4067-66E”は、ベゼルにシルバー色のミラー仕上げの都市名が輝き、闇の先に見える光を表現している。裏ブタにはシルバームーンと“HAKUTO-R”のロゴがデザインされている。 また、シチズンの光発電エコ・ドライブGPS衛星電波時計の最上位ムーヴメントであるF950を搭載。世界最速レベルの“最短3秒”で時刻を受信し、ホームタイムの時針と分針を高速で修正する。 そして、“AT8287-62E”と“CB0285-63E”は、ダイレクトフライト機能を搭載し、リューズ操作だけで世界26都市の時刻とカレンダー表示が可能となる。光発電エコ・ドライブ電波時計として、利便性と使い勝手を両立した設計となっている。 デザイン面では、文字盤に立体感のある黒の結晶柄を取り入れ、ブラックのパーツを重ねることで、多彩な表情を持たせたモノトーンの美しさを追求。文字盤の見返しリング内側のシルバーがアクセントとなり、暗闇のなかで輝く光を表現している。いずれも、裏ブタには“HAKUTO-R”のロゴが入る。 シチズンとispaceの技術的な結びつきを象徴するコレクションとして、月面探査プログラム“HAKUTO-R”の先進性と挑戦の精神を体現する特別な時計といえるだろう。
文◎Watch LIFE NEWS編集部