たくさんのパンダ?が大阪の観光スポットでダンス その理由とは
たくさんのパンダ?が大阪の観光スポットでダンス その理由とは 撮影:北代靖典 音楽:GISO イーゼル芸術工房
過日、大阪の観光スポットにパンダ50頭が出現した。キタやミナミの観光エリアを練り歩いたり、踊ったり、ポージングしたり。驚いた見物人らは「かわいい~」やら「いったい何のイベントなん?」やら、スマホで写真を撮る人も多く、子供らは大喜びだった。こんなに多くのパンダが大阪の街なかに現れたのは初めてのこと。特に「湊町リバープレイス」(大阪市浪速区)階段前の広場ではパンダ?50頭のダンスに拍手と笑いがこぼれた。これは一体なに? 【拡大写真付き】開園以来変わらぬ日本最大級のサル山 昭和感満載・大阪で創業60年の遊園地
ギャラリーの注目を集めた
この日、大阪の「うめきた広場」や「大阪城公園」、さらに「湊町リバープレイス」「日本橋のリバーサイド」などにパンダ50頭が突如として現れた。一部の場所では2班にわかれていたが、湊町では50頭が一斉に踊り出し、ギャラリーの注目を集めた。 大人は「え、なに?パンダがいっぱいやん」「CMの撮影?」「シュールやなあ。いったい何のイベントなんやろ」と視線を送り、子供たちは「かわいい~。踊ってる」など随分と喜んでいた。ダンスを披露したかと思うと、パンダらは貸し切りの船に乗り込み、湊町から道頓堀を往復するなど、人々の視線を集めていた。
訪日外国人を意識しての企画
ところで、今回のイベントは「パンダでGO!!」というもの。この企画は日本のインバウンドの中心地大阪での“街の話題、おもしろネタ”として、世界に対してさらなる大阪の話題を提供するべく、訪日外国人特に中国の観光客を意識しての大阪活性化企画として行われたもの。 企画運営は「OMOSHIRO PROJECT」(大阪市住吉区)で、内容は「パンダの練り歩きとフラッシュモブ」だ。フラッシュモブとは、不特定多数の人間が公共の場に突如現れ、パフォーマンスなどを実行後すぐに解散する集団行動のこと。 また、何頭かのパンダは「CARDANO(カルダノ)」と書かれたプラカードやのぼり旗を持っており、つまりカルダノの宣伝パンダで、ADAコインの公開前後の起爆剤的なPR企画だという。
「カルダノとは科学的哲学から発展し、まだ開発されていないどのプロトコルよりも進歩している次世代ブロックチェーンプラットフォームです。それは、今までに作られた中で最も成熟し洗練されたブロックチェーンです。国際的な専門技術者チームによって構築されています」(カルダノ関係者) 今までにないオモシロイPRで、知名度アップを図るのが狙いだが、確かにパンダ50頭はインパクトがあったのではないだろうか。 (文責/フリーライター・北代靖典)