知事の政治資金めぐる問題 自民党会派が全員協議会を申し入れ 百条委設置には反対【長崎】
県議会の自民党会派は、大石知事の政治資金などをめぐる問題について、16日に議長に全員協議会の開催を申し入れました。 また野党4会派による百条委員会の設置を求める動議には反対する方針です。 大石知事の政治資金などの問題をめぐり、県議会の自民党会派は全員協議会の開催を徳永議長に申し入れました。 全員協議会では大石知事の2000万円の二重計上と、286万円の迂回献金の疑惑、政務と公務の混同についての3つを議題と、知事本人のほか、知事選当時の選挙コンサルタントなどから意見を聞く考えです。 自民党 溝口芙美雄 会派長 「今までに参考人を総務委員会で呼んで、それぞれ質問して疑義が残るということは、色々と知事の考え方と反対の考え方があると思うが、知事が整理して本当はどうだったのか言ってもらいたい」 また自民党会派は百条委員会の設置を求める野党4会派の動議について、今月19日の本会議(予定)の採決で反対する考えです。 溝口芙美雄 会派長 「今回は(知事の問題に関連して)訴えられている案件が何件もあるので、そのことについては司法の場でちゃんとした判断をしてもらいたい。議会が司法の場のような判断をする場所じゃないという結論」 自民党会派の申し入れは17日以降の議会運営委員会で検討される予定です。
テレビ長崎