【熊本競輪】「新バンクで優勝してこそ本当の全場制覇」競輪紙社長の一言に燃える石井寛子「ならば今回達成する!」
熊本競輪のミッドナイト「ウィンチケット杯(F2)」が21日に初日を開催する。2Rガールズ予選1を走る石井寛子(38歳・東京=104期)に話を聞いた。 先日の9月小松島でVを飾り、ガールズケイリンが行われている全場制覇を遂げたことが話題となった。もちろん、当地も2014年11月に優勝している。そんな思い出が話題に出ると、netkeirinの予想でもおなじみの地元専門紙「コンドル新聞社」の武田一康社長が、ふとつぶやいた。「おぉ、石井さんは前の500バンク時代に勝ってるけど、新しくなった400バンクで優勝してこそ本当の全場制覇ぞ」 石井もそれとなく気付いたようで「あ、ならば今回の目標はそれですね! 達成したいです!」と気持ちを高めた。当地に入る前は搭乗予定の飛行機に乗れないアクシデントなどあったが、競輪場へ向かうタクシーでは運転手に「8年ぶりの開催だって? 頑張って」と喜ばれたという。新たなモチベーションと目標設定が定まり俄然ヤル気になった。3日間、熱い戦いで見ている人たちをうならせる。(netkeirin特派員)