29日開幕の全日本高校女子サッカー選手権 東海大福岡が8大会連続出場 ビジネスメソッドで初の頂点へ
全日本高校女子サッカー選手権が29日、兵庫県内で開幕する。全国総体8強の東海大福岡は8大会連続で参戦。ビジネス的思考法を引っ提げて、悲願の頂点を見据える。 ■「高校レベルの崩しじゃない」神村学園がスーパーゴール連発【動画】 東海大福岡は、両翼からの鋭いクロスや果敢なドリブル突破など多彩な攻撃パターンで全日本女子高校選手権出場を果たした。チームを引っ張るのはDFの林南花と平良夢華、MF前多祐里奈の3年生トリオ。平良は「がむしゃらに戦って日本一を取りたい」と意気込む。 選手同士のコミュニケーション強化を図ろうと、この秋からビジネスメソッド「KPT法」を導入。ポジションごとに「継続すること」「改善すべき課題」を洗い出し、「トライすること」を全員で共有している。提案した主将の林は「ピッチでの対戦相手の分析にも役立てている」と語る。 初戦(29日)の相手は、大会を過去3度制している強豪の日ノ本学園(兵庫)。林は「この2年は1回戦敗退が続いている。日ノ本にしっかり勝ち切って、これまで以上の結果を残したい」と、闘志をみなぎらせた。
西日本スポーツ