「顕著な大雪情報」運用開始 最新の気象情報の確認を 岐阜地方気象台
岐阜地方気象台は、13日から不破郡関ケ原町を対象に、短時間に集中的な降雪が観測され、大規模な交通渋滞などが発生する恐れがある際に警戒を呼び掛ける「顕著な大雪に関する気象情報」の運用を始めました。 これは、今年1月に名神高速道路関ケ原インターチェンジ付近で大雪による大規模な立ち往生が発生したことを踏まえた措置です。 発表の目安は、関ケ原町の地域気象観測システム(アメダス)で3時間の降雪量が20センチになりその後も警報級の大雪が予想される場合です。 運用開始にあたり、岐阜地方気象台の水野裕之統括予報官は「関ケ原町周辺は雪雲が停滞しやすい。今年も大雪に注意してほしい」と警鐘を鳴らしています。 ※岐阜地方気象台 水野裕之統括予報官 「雪雲が日本海で発生し、集束して入りやすい場所となっていますので、風向きによってこの雪雲が関ケ原に入りやすくなれば大雪になる可能性があります。毎年関ケ原は雪が降りやすいところなので最新の気象情報を確認して対応していただきたい」 また、今年は県内の山間部で雪になる日が多いとみています。
※岐阜地方気象台 水野裕之統括予報官 「1月は冬型の気圧配置が強まる時期がありますので、岐阜県の山間部では平年よりも曇りや雪の日が多くなることがあるとみています。2月は平年並みとみています」