『スカイキャッスル』坂元愛登、好青年・青葉は「今までやってきた役の中で一番難しい」
◆母親・泉役の木村文乃さん、父親・公平役の大谷亮平さんの印象は? お2人とも優しい方で、大谷さんは目が合うと「なんだよ、青葉~」と声を掛けてくださるんです。木村さんも気さくに話しかけてくださって、そのおかげで緊張がほぐれました。また、お2人は本番前まで雑談をしていても撮影が始まるとスッと役に入られていて、それもすごいなと思います。僕はまだ集中しないと役に入れないので、いつかそうなれるように経験を積みたいです。 ◆同世代のキャストの方も多いと思いますが、現場の雰囲気はいかがですか? みんな本当に仲がいいです。男子メンバーと過ごすこともありましたが、シーン的に美羽ちゃん、そらちゃんと3人でいることが多くて。盛り上がった話題は…好きな食べ物の話などです。これはそらちゃんが撮影の合間に食べていたあるものを見て、話しかけたのがきっかけですね(笑)。ちなみに僕はアボカドが好きです! ◆青葉はそんな田牧さん演じる未久のどういう部分に惹かれたと思いますか? 未久は家庭環境が複雑で、人一倍大変な思いをしているのに、いつも笑顔で頑張っているその強さに惹かれたんじゃないかなと思っています。そらちゃん自身もいつも笑顔でいてくれたので、お芝居がしやすくてありがたかったです。 ◆今夜放送となる7話以降の見どころを教えてください。 7話では「スカイキャッスル」に暮らすみんなが変わっていく、その歯車が動き出していきます。そして、青葉としては幸せと地獄の両極端の展開が待ち受けていて…。クライマックスに向け、体重を5~6kg落として挑んだシーンもあり、みんなの変化はもちろん、そういう細かい部分までチェックしていただけたらうれしいです。 ◆俳優として坂元さんが目指すところは? 何事もお芝居に生かしたい気持ちが強く、普段から映画を見たり、小説を読んでいることが多いです。そして、自分の感情にうそをつかず演じることを大切にしています。お芝居をもっともっと究めていけたらいいなと思っています。 < プロフィール> ●さかもと・まなと…2009年2月9日生まれ。福岡県出身。映画「ある男」(2022年)で注目を集める。近作は映画「雑魚どもよ、大志を抱け!」「罪と悪」、ドラマ『100万回 言えば良かった』『unknown』『不適切にもほどがある!』など。
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