かつてプレミアリーグでもプレーしたギリシャ代表DFが急死…自宅プールで発見される
かつてプレミアリーグでもプレーしたパナシナイコスのギリシャ代表DFジョージ・バルドック(31)が、自宅で帰らぬ人となった。イギリス『BBC』など複数メディアが伝えている。 現在ギリシャでプレーするバルドックだったが、妻から連絡がとれなくなったと通報があり捜索が開始され、9日にアテネ南部グリファダにある自宅プールで亡くなっている姿が発見されたとのこと。警察による蘇生処置の甲斐もなく、死亡が確認された。 ギリシャ警察による公式声明は10日に発表される予定だが、現時点で事件性などはないとされている模様。現在は検視を進めており、死因については数日後に判明するとされている。 イングランドのMKドンズでプロデビューを果たしたバルドックは、その後もイングランドの下部リーグでプレー。2017年に加入したシェフィールド・ユナイテッドには7年間在籍し、プレミアリーグでも83試合に出場した。 2022年にはギリシャ代表にも初招集されて代表デビューを飾り、ここまで12試合に出場。今シーズンからはパナシナイコスに加入しており公式戦4試合に出場していたが、10月のインターナショナルマッチウィークでは代表に招集されていなかった。 この突然の訃報に、ギリシャ代表は以下の声明を発表。チームは10日に行われるUEFAネーションズリーグ2024-25でイングランド代表と対戦予定だが、黒い腕章を着用し、試合前に黙祷を行う許可をUEFAに申請している。 「深い悲しみと悲痛の思いで、代表チームとギリシャサッカー連盟はジョージ・バルドック氏に別れを告げます」 「我々の一員である若い男性が予期せず亡くなったという知らせがもたらした人的苦痛を、言葉で表すことはできません。この瞬間も黙祷を捧げます。遺族に対してもお悔やみ申し上げます」 このほかにも、バルドックが過去に所属したリーグやチーム、かつての同僚が続々と哀悼の意を表明。誰もが故人の死を悼んでいる。
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