前半大量失点 ワッツ大敗/プロバスケB2
プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区5位の青森ワッツは第8節第2日の17日、青森市のカクヒログループスーパーアリーナ(市総合体育館)で同地区3位の信州ブレイブウォリアーズと対戦。前半の大量失点が重くのしかかり、80-112で大敗した。今季通算成績は7勝8敗。同地区の順位に変動はない。 ワッツは前半、この日戦列に復帰した信州のビッグマン、Cマーシャルへの対応が後手に回り、攻守で不調。29点のラン(連続得点)を許すなど大量失点、28-64で折り返した。 後半は、PG猪狩やSG下山(五所川原市出身)らがシュートやアシストで躍動するなど、信州と互角の戦いを演じたが、点差を埋めるまでには至らなかった。 年内最後の開催となった同アリーナの試合には今季2番目の多さとなる1734人が来場。ワッツや信州ブースターのほか、試合がなかった隣県のB1秋田のブースターも駆けつけた。 秋田・能代工業高(現能代科学技術高)出身でX(旧ツイッター)などで秋田ブースターにも観戦を呼びかけた猪狩は「集客を考えるのも選手の行動の一つ。(秋田カラーの)ピンクで来ていただき、帰りは(ワッツカラーの)青に染まってくれれば。青森、秋田両県民に感謝している」と話した。