「部隊に帰りたくない」帰隊時刻に戻らず…約320日欠勤 27歳陸士長を懲戒免職=陸上自衛隊板妻駐屯地
陸上自衛隊板妻駐屯地は11月26日、帰隊時間になっても帰ってこず、正当な理由なく約320日欠勤した、27歳の陸士長を懲戒免職にしました。 懲戒免職処分となったのは、陸上自衛隊板妻駐屯地第34普通科連隊に所属する男性陸士長(27)です。 板妻駐屯地によりますと、この陸士長は、2024年1月10日、帰隊時間になっても帰ってこず、正当な理由なく321日欠勤しました。 4日後の1月14日に連絡がつき、その後も話をしていく中で、理由について「部隊に帰りたくない気持ちが強くなった」と話したということです。 板妻駐屯地が調査を行った結果、隊内でのトラブルやハラスメントなどは確認されませんでした。 第34普通科連隊長の兜智之一等陸佐は「隊員が皆様の信頼を損なうような事案を起こしたことは誠に遺憾であり、隊員に対する服務指導の強化を図る所存です」とコメントしています。
静岡放送