高級旅館マップを塗り替える!? 「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」の登場
続いてゲストルームへと眼を移してみましょう。プライベートに独立しているヴィラは91.7~385㎡と広々。床や壁など手足に触れる材もすべて天然で選り抜かれたものばかりだから心地よく、芯からリラックスできる空間です。また各ヴィラには「麒麟」「鳳凰」「亀」「龍」という神や吉祥のシンボルが、組子、和紙、唐紙、漆など日本の伝統工芸を支える職人やアーティストたちが手がけたアートピースとして、客室ごとに設置されています。神は細部に宿るといいますが、ディテールまで心が砕かれていることで全体の印象が大きく変わることを実感できる空間です。
和紙に文様を写し取る伝統的な技法を継承したトトアキヒコによる唐紙アート。文様に込められた自然と四季を愛で、八百万の神を信仰する日本古来の世界観を尊重しながら生み出される青い唐紙は「トトブルー」と呼ばれています。
2.「富小路 やま岸」監修による食事
温泉旅館って基本おこもりですので、食事は大変重要ですが、その観点からも「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」は◎。ミシュラン1つ星を獲得している京都の名店「富小路やま岸」が料理を監修し、京料理の伝統と茶懐石のおもてなしの精神を軸に、箱根の豊かな自然の恵みを活かした、この地ならではのおもてなしと料理が楽しめます。おいしいだけではなく、朝食には地元小田原の名産であるかまぼこの生産者別食べ比べや、たまゆら琥珀卵(希少な高級鶏卵)を心ゆくまで楽しめるTKG(卵かけごはん)が供されるなど心にくい演出も。こういうちょっとした遊び心がうれしいんですよね。
3.由緒正しい堂ヶ島温泉を純度100%のかけ流し
さらに特筆すべきはコチラの温泉。もともとこの地は湯本、塔ノ沢、宮ノ下、底倉、木賀、芦之湯、堂ヶ島からなる箱根七湯といわれる湯治場のなかでも、そのアクセスの難しさから幻とも称されていた堂ヶ島温泉の湧出点。「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」では、その稀少な温泉のエネルギーをそのままに享受できるよう、一切の加熱・加水を施すことなく純度100%のままでかけ流し。露天風呂とひのき風呂の内風呂がすべての客室に設置されているので、いつでも好きな時間に好きなだけ温泉を堪能できます。