歌姫テイラー・スウィフト5年ぶり来日公演、その経済効果は衝撃の推定341億円
テイラーがスターへと邁進する契機となったのは
世界的な歌手であるテイラー・スウィフトさんが2024年2月7~10日の4日間、東京ドームで5年ぶりとなる来日公演を開催。さらにそこからとんぼ返りでスーパーボウルの応援へ。行くことなすことで、多大な影響を与える彼女が与える大きな影響力について観ていきましょう。それは経済はもちろん大統領選にまで及ぶことでしょう。 【テイラー・スウィフト写真&動画年表】初4度目のグラミー 最優秀アルバム賞を受賞した彼女の軌跡
そして2024年も… グラミー賞最多受賞後に日本そしてスーパーボウルへ
近年では音楽活動だけでなく、映画やドラマにも出演し、女優としての才能も開花。2022年には、自身初の監督作品となる短編映画「All Too Well: The Short Film」を制作し、高い評価を得ています。 このように常に新しいことに挑戦し続けるテイラー・スウィフトは、まさに現代を代表する“歌姫”と言えるでしょう。 彼女が上昇気流に乗る契機となったのは? アルバムで言うなら、それはなんと言っても2008年11月11日にリリースした2ndアルバム「Fearless」(日本は2009年6月24日リリース)でしょう。リリース以前の2008年8月8日、このアルバムの収録曲である『Change』が北京五輪に参加するアメリカ選手団のために売り上げを寄付する形でリリースされます。この時点で『Change』はアルバム「Fearless」からのシングルではなく、あくまでプロモーションシングルとしてのリリースでしたが、Billboard Hot 100では10位を記録します。そして同年9月12日にアルバム「Fearless」からの1stシングルとして『Love Story』が発売され、テイラーとしては当時の最高位となる4位を記録しての大ヒットとなりました。
テイラーがスターへと 邁進する契機となったのは
このように前盛り上がりをつくったあと、2008年11月11日にアルバムが発売されると初週売り上げ59.2万枚となり、自身初となる「Billboard 200」1位を獲得します。さらに通算11週で1位を獲得。これは2000年代における最多記録となりました。さらに2009年も「Billboard 200」年間チャートで1位を獲得。そうして2010年1月31日にロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催された第52回グラミー賞で、主要部門でも最高賞と位置づけられる"最優秀アルバム賞"を史上最年少で受賞することになります。 ちなみに2021年には、このアルバムの再録盤「Fearless (Taylor's Version)」が発売。このアルバムにはプラチナ盤19曲に加えて、新たなシングル『Today Was a Fairytale』とともに未発表曲6曲…計26曲が再録して収録されました。