「試合よりも面白かった」 退席&皮肉の“モウリーニョ劇場”にスコールズ氏「情熱が戻ってきたようだ」
久々のモウリーニョ節炸裂
UEFAヨーロッパリーグ・リーグフェーズ第3節。フェネルバフチェとマンチェスター・ユナイテッドの一戦は1-1のドローに終わった。前半にクリスティアン・エリクセンのゴールでユナイテッドが先制するも、後半にユセフ・エン・ネシリのゴールでフェネルバフチェが追いついている。 [動画]“モウリーニョ節”炸裂の試合後インタビュー 後半にはフェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督がPKを与えられなかった判定に不満を示し、退席処分となった。試合後、モウリーニョ監督はローマ時代のEL決勝で主審の判定に抗議したことでベンチ入り禁止処分を受けたことを引き合いに出し、審判を痛烈に皮肉る“モウリーニョ劇場”を展開した。 「ヨーロッパの大会がないほうが良い未来になるよ。動揺はないね。フェネルバフチェを去るとき、私がしなければならない最善の決定はUEFAの大会に出場しないことだ」 「(退席処分について)彼は本当に素晴らしい。彼を祝福したいね。彼は視野が広く、時速100マイルでボックス内とベンチでの私の行動を見ていたのだから。世界最高の審判の1人だ」 そんなモウリーニョ監督の発言について、元ユナイテッドのポール・スコールズ氏は『TNT Sports』でコメントしている。モウリーニョ監督は以前にユナイテッドを率いた経歴がある。 「ジョゼを見ているのは楽しかった。情熱が少し戻ってきたようだ。楽しんでいるようだった。独り言や含み笑いなど、見ていて楽しかった」 「試合よりも面白かったね。彼はいたずらっ子のような面を取り戻した。数年前にマンチェスター・ユナイテッドで見たあまり良くないジョゼよりも、今のジョゼを見られてよかったよ」 久々のモウリーニョ節が聞けたことに、スコールズ氏も喜んでいたようだ。
構成/ザ・ワールド編集部