ソフトバンクドラフト2位の神奈川大・庄子雄大、自慢の俊足でサヨナラ勝ちへ導く【大学野球】
◇5日 関東地区大学選手権1回戦 神奈川大10-9城西国際大(横浜スタジアム) 明治神宮大会の出場校を決める第20回関東地区大学野球選手権は5日、横浜スタジアムで1回戦3試合を行った。神奈川大(神奈川1位)は城西国際大(千葉県3位)に10―9で逆転サヨナラ勝ち。ソフトバンクがドラフト2位指名した庄子雄大内野手(4年・横浜)が自慢の快速で白星を呼び込んだ。横浜商大(神奈川2位)は筑波大(首都2位)に4―1で快勝。プロ注目の宮崎海外野手(3年・愛工大名電)が左翼へソロ本塁打。日体大(首都1位)は関東学院大(神奈川3位)に6―2で打ち勝った。 ◇ ◇ ◇ リーグ戦の盗塁成功率が9割超の庄子が9回、自慢の俊足で逆転に導いた。代打山下の3ランで1点差に詰めた場面で中堅へ三塁打を放った。 「4打席打てていなかったので自分のスイングだけを心がけた。二塁打は確実だったが、センターがもたついていたのでいけると思った」。後続のタイムリーで同点のホームを自ら踏み、最後は逆転勝ちした。 ドラフト2位指名を受けたソフトバンクには、足のスペシャリストとして目標とする周東がいる。「盗塁王を取るためには超えなければいけない存在。学べるところは学びたい」。大学最後の秋、自慢の足でチームを勢いづけてプロへと進む。
中日スポーツ