脊髄梗塞のひろみちお兄さん、ヘルプマークを取得 見た目は普通も混雑する駅では「うまく人をよけられない」
NHKEテレ「おかあさんといっしょ」で体操のおにいさんを務めた佐藤弘道が19日、ブログを更新。ヘルプマークを取得したことを報告した。佐藤は6月に脊髄梗塞を発症し、リハビリ中でもある。 佐藤は「ヘルプマークをもらいました。これです」とヘルプマークの写真をアップ。赤い札にハートと赤十字マークがついたもので、見た目では分からない障害などがある人が、周囲に配慮を必要としていることを知らせる大事な札だ。 佐藤は見た目は障害があるようには見えないが、「下半身麻痺(特に左足)があるので、人が多く混雑をしている駅や町だと、うまく人を避けられません」と状態を説明。その際に、なぜよけないんだ?などという顔をされることもあるため「「避けたいけど避けられない」というのが現状なので、相手に不快な思いをさせないためにもヘルプマークをもらいました」と説明した。 「僕は町で出会う(見かける)ヘルプマークを付けている方よりも症状は軽いので、特に援助はいりません」というが「ただ、下り階段は手すりが無いとうまく降りられない、また避難をする時に走る事が出来ないので、誰かの手をお借り出来ればと思います」と自身の症状を説明した。 「皆さん、もしヘルプマークを付けている方を見かけたら、ほんの少しだけ優しい気持ちになって、ほんの少しだけ気にしてあげてください」とも呼びかけ。「そして、全面的な援助が必要か、または一部を支える支援が必要なのか、あるいは今は必要がないのか、ぜひその場でご判断をお願いいたします」ともつづっていた。