テイクアウトで超加工食品を避ける4つの方法(海外)
おいしいテイクアウト・メニューは皆大好きだが、ファストフードの多くは、超加工食品(UPF)でもある。 超加工食品は、2型糖尿病を含めた健康問題と関連がある。 ある栄養士が、UPFを控えつつ、テイクアウトを楽しむための4つのポイントを教えてくれた。 誰にでも、疲れて料理したくない日、出先で食べる物が必要な日、あるいは、とにかくテイクアウトにしたい日がある。 だがテイクアウトは、そうした問題を解決する以上に、大きな問題を引き起こす可能性がある。ファストフードの多くは超加工食品であり、健康問題との関連性が研究によってますます明らかになっている。 問題は、その手軽さであり、アメリカで食べられている食べ物全体の実に73%を占めているということだ。生活を180度変えることなく超加工食品を避ける方法を模索する人はますます増えている。口にする超加工食品(UPF:ultra-processed food)の量を減らすことが、健康への影響を減らすことになるのだから。 ニューヨークを拠点とする登録栄養士のトレイシー・ロクウッド・ベッカーマン(Tracy Lockwood Beckerman)が、お気に入りのテイクアウト・メニューを変わらず楽しみながら、食事からUPFを減らす4つのポイントを、Business Insiderに教えてくれた。
スーパーで100%天然素材で作られているものを買う
食料品店で買う方が、ファストフード・レストランで買うよりも良いかもしれない。栄養成分表示を確認することができるからだ。 簡単に変える方法を、1つ紹介しよう。餃子なら、ファストフード・チェーンの代わりにベッカーマンが勧めるのが「ラオバン・ダンプリングズ(Laoban Dumplings)」だ。天然素材だけで作られており、しかもすぐに食べることができる。
フライドポテトは半分だけ食べる
「ファストフードのポテトに何も考えずがっつくのではなく、半分よけてみると良い」とベッカーマンは述べた。 満腹具合を確認することができ、必要以上に食べなくて済む。 それにフライドポテトを減らすことは、塩分を控えることでもある。アメリカ人の90%は塩分を摂取し過ぎているとアメリカ疾病予防管理センター(CDC)は伝えており、高血圧になったり、心疾患や脳卒中のリスクが増したりする可能性があるという。