分類僻極まれり!品種ごとにジャムをつくって食べ比べ。比べてわかったジャムにおすすめの3品種
簡単5ステップ! 倉重さん流ジャムのつくり方
最後に、私のジャムのつくり方もお教えします。よかったらご参考になさってください。 ①果物の皮をむく(イチゴはそのままでOK!) ②果肉をざく切りにする。あまり細かくせず、果肉感を残すのがポイント。 ③果肉の重さの1/2の量の白砂糖を用意し、果肉と一緒に鍋に加えて中火で煮る。 ④煮詰めすぎず、果肉が柔らかくなったら、形が残るように軽くマッシャーでつぶす。 ⑤レモンのしぼり汁と少量の皮のスライスを加えて火を止めて、完成! できたジャムは熱いうちに煮沸消毒したビンに入れて、ふたをします。常温になったら、冷蔵庫に入れて保管しましょう。 自分でつくると、やはり市販のもの以上においしく感じます。苗から育てて自宅で収穫した果実なら、また格別かもしれませんね。みなさんも、ぜひご自分でジャムをつくってみてください。
倉重祐二(くらしげ・ゆうじ) 園芸研究家。1961年、横浜市生まれ。千葉大学大学院園芸学研究科修了。日本植物園協会理事。赤城自然園に勤務後、新潟県立植物園園長を務める。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花き園芸文化史。
●『趣味の園芸』連載 「私の植物偏愛記」 本誌で活躍する講師のみなさんに、「愛好家」としてのお話を聞いていきます。「こんな植物が好きだったのか」と意外な側面を発見しつつ、植物に対する熱い思いもたっぷり教えてもらいましょう。 7月号掲載・第4回では、倉重さんに観葉植物についてお話を伺いました。