自民党参院議員・中田宏氏が語る自民党と日本維新の会の違い!両党に所属して見えたそれぞれの強みとは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年1月21日に公開された動画ではゲストに自由民主党参院議員の中田宏氏をお招きし、自民党と日本維新の会の違いについて語っていただきました。 両党の違い・強みとは? 【このトピックのポイント】 ・週刊誌は嘘も真実も書かれる。読む側がいい加減な報道を批判するリテラシーも必要 ・自民と維新は憲法や安全保障などで共通しているが改革意識に差がある ・自民に求められているのは政策議論のスピード
中田氏のプロフィールは以下の通りです。 ベストジーニスト賞の受賞経験がある中田氏。ネクタイは好きではないとのことで、2005年に小池百合子氏が導入するよりも先に2002年に横浜市役所でノーネクタイを推進したそうです。 当時のことについて「日本の在り方として、ネクタイ締めてガンガン冷房入れるのおかしいよねっていうところから始めたんです」と振り返りました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして中田氏に回答していただきました。
有名人に対する週刊誌報道 どうなの?
たびたび起こる有名人に対する週刊誌報道。最近ではダウンタウンの松本人志氏が出版社との裁判に注力するために活動休止を表明しました。 中田氏自身も週刊現代に7週から8週にわたってスキャンダルを報じられたことがあり、この時は名誉棄損裁判を起こしています。 裁判は勝訴しましたが、かなり時間がかかったとのこと。「やってないことの証明は難しいよね」とスキャンダルを否定することの難しさに言及しました。 また、本人の本業とはかかわりのない内容を面白おかしく書いたものだったとしても、出版社は「売れればいい」という考えで報じている側面があると中田氏。それを読む側のリテラシーも重要だとコメントしました。
中田氏「週刊誌の場合はね、嘘も書くけど本当のことも書くからね。全部が嘘じゃないというところにある種の信ぴょう性が出てきてしまっているところはありますよね」 もし、根も葉もないスキャンダルを書かれてしまったら、有名人はどのように対処すればいいのでしょうか。 中田氏自身は必ず訴え、嘘を許さないという姿勢を打ち出すようにしているとのこと。また、SNSが発展した現代においては書かれた側が議論を仕掛け、週刊誌のあり方を提起することもできると中田氏は語ります。 また、中田氏は、週刊誌報道の中にはジャニーズ問題のように非常に重要な問題を報じているケースがあり、表現の自由という観点からも「杓子定規に規制することはできない」とコメント。 出版社側が一定の基準のもとに責任を持って取材するとともに、世論のリテラシーを高めていくことの必要性に言及しました。 中田氏「(週刊誌が)おかしなものを書いたら、『眉唾物まで一緒に書くなよな』という世論があっていいと思います」