CAさんはフライト中にどんなことをしているの? 仕事内容と年収を教えて!
キャビンアテンダント(CA)という職業は、飛行機の旅を快適かつ安全に過ごせるようにサポートする重要な存在です。彼らは、乗客の安全と快適な空の旅を確保するだけでなく、時には緊急事態に対応することも求められます。専門知識とスキルが必要な観点から「年収も高いのでは?」と気になる方も多いのではないでしょうか。 今回は、CAの具体的な仕事内容や年収について詳しく紹介します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
CAの仕事内容
CAの主な仕事内容は、大きく分けて「機内サービス業務」と「保安業務」の2つに分けられます。 機内サービス業務とは、例えば機内食の準備や提供、新聞・雑誌の回収などです。飛行機に乗ったことがある人には馴染み深く、CAの仕事といえば、まずは機内サービス業務が思い浮かぶという人は多いでしょう。 しかし、機内の安全を管理する保安業務の具体的な内容を理解していない方も多いのではないでしょうか。 ここでは、それぞれの業務についてみていきましょう。 ■機内サービス業務 「CA」と聞くと、おそらく多くの方が機内サービス業務を連想するでしょう。 CAが行う機内サービス業務は以下の通りです。 ●食事や飲み物のサービスをする ●免税品などの機内販売をする ●離陸と着陸時、緊急時にアナウンスをする ●新聞、雑誌、毛布などの配布と回収をする これらの業務は基本的に国内線・国際線で大きな違いはありません。ただし、国際線では、入国書類の配布などの追加業務が必要となります。また、小さな子どもの世話をしたり、搭乗中のお客様からの質問に対応したりするなど、個々のリクエストに柔軟に応えなければなりません。 ■保安業務 保安業務は、お客様の命に直結する可能性があるため、CAの業務の中でも非常に重要な役割を果たしています。 CAが行う保安業務は以下の通りです。 ●搭乗前に機内の確認を行う ●飛行機のドアの開け閉め ●非常用の設備案内を行う(非常口の位置、酸素マスクの使用方法、救命胴衣の装着方法など) ●離陸と着陸前に旅客の安全確認を行う ●急病人への救急処置を行う ●天候悪化時の機内の安全確保をする CAは、お客様に快適な空の旅を提供するだけでなく、保安要員として機内の安全を確保する責任も担っています。万が一、ハイジャックなどの緊急事態が発生した際には、迅速かつ適切にお客様を誘導しなければなりません。そのため、CAは予期しない事態に備えて、常に冷静に状況を判断する能力が求められています。