リヴァプール相手に“1試合10ゴール”決めたアーセナルの神童はクラブを去ってしまうのか ユナイテッドが獲得を狙う
新契約を断ったとされる
アーセナルのアカデミーに所属するFWチド・オビ・マルティンは、正式なプロ契約を結ぶ前にアーセナルを去るかもしれない。 『The Athletic』によれば、現在16歳のオビ・マルティンは17歳となる今年11月にプロ契約を結ぶこととなるが、アーセナルが適切だと考えオファーした契約は断られ、他のチームを探しているのだという。そこへマンチェスター・ユナイテッドが手を挙げたようだ。 オビ・マルティンはU-18プレミアリーグで昨季32ゴールと特筆すべき成績を残しており、ジャック・ウィルシャー監督率いるアーセナルのユースチームでも特に注目されている存在だ。そのなかには14-3で勝利したリヴァプール戦の1試合10ゴール、9-0で勝利したノリッジ戦の1試合7ゴールなどという、耳を疑うような記録も残されている。しかし、現状はアーセナルを離れる可能性が高くなっているようだ。 育成に定評があるといわれるが、近年はブカヨ・サカの成功以降、ファーストチームで主力となれる選手がなかなか出てこないアーセナル。MFチャーリー・パティーノやMFイーサン・ヌワネリも天才的と評されながらもファーストチームに食い込むことはできておらず、ミケル・アルテタ監督のやや保守的な選手起用はアカデミーの若手たちに影を落としている。 188cmとサイズもあり、大型FWとして大成する可能性もあるオビ・マルティンだが、クラブを去ってしまうことになるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部