「BVBファンにとって新しいマルセロだ」 アシストを記録したマートセンの完全移籍をファンは熱望
契約解除金は3500万ポンド
1月にチェルシーからドルトムントにレンタル移籍を果たしたイアン・マートセン(21)は新天地でここまで素晴らしいパフォーマンスを見せている。 ドルトムント加入後、初戦となるブンデスリーガ第17節のダルムシュタットでスタメンフル出場を飾ると、続く18節のケルン戦でもスタメンフル出場を果たす。ケルン戦では61分にチームの3点目となるFWドニエル・マレンのゴールをアシスト。早速結果を残すことに成功した。 2戦共に左SBで存在感を示したマートセンは買取オプションが付随していない今シーズンまでの期限付き移籍ではあるが、移籍情報に詳しいファブリツィオ・ロマーノによると、6月からのチェルシーとの契約には3500万ポンド(約66億円)の契約解除条項があるという。 ここ2戦のマートセンのプレイを見たドルトムントサポーターは、SNSで同選手の活躍を称賛しており、3500万ポンドを払ってでも獲得すべきだと声をあげている。 「マートセンのバイアウト条項として3500万ポンドは低いようだ。なんてことだ」 「マートセンはすでに多くのBVBファンにとって新しいマルセロだ」 「ドルトムントはそれを支払わなければならない。まだ2試合しか経っていないが、彼はこのチームで最高の選手だ」 2019年にチェルシーのトップチームデビューを飾った後はコヴェントリーやバーンリーといったクラブへレンタル移籍を繰り返していたマートセン。昨夏にチェルシーに復帰するも、今季のプレミアリーグでの出場は199分に留まっていた。 武者修行先で着実に結果を残していっているマートセンだが、ドイツでのスタートダッシュも今の所順調だ。
構成/ザ・ワールド編集部