初の福岡大会に久井大夢の出場が決定。匡平と光の古村兄弟も参戦【KNOCK OUT】
KNOCK OUTが8月5日、初の福岡大会となる「KNOCK OUT 2024 vol.4」(9月21日、福岡・アクロス福岡)のカード発表会見を開き、BLACKスーパーフェザー級(-60.0kg)とBLACKライト級(-62.5kg)の2階級王者である久井大夢(TEAM TAIMU)の出場が正式に発表された。 KNOCK OUTの山口元気代表によるとKNOCK OUTとタイの3対3の対抗戦を企画中で、久井の相手についてはタイの強豪になる予定という。 福岡大会には佐賀県出身の古村匡平と光の古村兄弟も参戦。前KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の光はPRANDAM BRAVELY(タイ/BRAVELY GYM)と対戦する。この試合は日タイ3対3対抗戦の一つとして行われる。
前日の大会に姿を見せていたPRANDAMがやる気満々だったことを山口氏から聞かされた光は「相手がかなりやる気と今聞いたが、俺のほうがかなりやる気はある。マジで殺しに行く。4月の試合、マジでいらいらしているんで、ぶっ倒そうかなと思っている。久しぶりに怖い光を見せようと思う。一番は自分の破壊力というか、ぶっ倒す勢いを見てほしい」と意欲を見せた。光は4月に壱・センチャイジムに敗れ、王座から陥落している。 匡平は当初、下地奏人と対戦の予定だったのだが、下地が前日の髙橋亨汰戦で勝利を収めたものの、左耳を負傷。福岡大会の出場が見送られたため、カードは後日発表となった。
匡平は「九州を古村兄弟で引っ張っていきたいと思っていて、タイトル戦をやりたかったが、今年に入ってRIZINとISKAのタイトル戦をやったが2つとも負けてしまった。自分には格闘技しかないと思っているので、自分の人生をかけて、どうやって強くなればいいか考えて、いろいろ環境も変えた。9月は完全復活という意味も込めて1RKOで倒したい」と意気込んだ。そして「古村匡平といえば一発の強さだと思うので、それをさらに磨き上げる。これまでも格上とやっても必ず1回はダウンを取るというパワーは自分でも誇りに思っているし、世界でも通用すると思っている。ダウンを取るだけでなく倒し切る。失神するところまで高めて爆発させる」と続けた。 そして光は「古村兄弟の大会にしようと思う。チケットが足りないと山口さんが悲鳴を上げるくらい、チケットを売ってバンバン盛り上げる」、匡平は「古村兄弟、KNOCK OUTにありという感じ。古村兄弟は強いし、KNOCK OUTの次の象徴になっていけるようなイメージをつけたい」と口をそろえて兄弟で大会を盛り上げることを誓った。