『いいとも!』効果による地殻変動 今度は志村けんとウッチャンが共演!
志村けんに「ウッチャンナンチャン」の内村光良、「さまぁ~ず」の三村マサカズ、「ナインティナイン」の岡村隆史、「バナナマン」の日村勇紀、「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳といった、6人の人気芸人が共演するTBS系のスペシャル番組「6人の村人!全員集合」(8月20日、午後7時58分~)が放送前から早くも話題になっている。同番組は、名前に「村」がつく人気芸人6人が一堂に会し、「村の会」を発足。売れっ子芸人たちの“慰安旅行”の一部始終をカメラが追うというもの。 ■大物芸人たちによる“奇跡のコラボ”が放送前から話題に! 過去には共演経験もある6人だが、それぞれが番組でメインを張る立場となった昨今では、以前ほど絡みはなく、中には初顔合わせのメンバーもおり、大物芸人たちによる“奇跡のコラボ”に放送前から早くも期待が高まっている。さらに、インターネット上などに寄せられた同番組に関する意見を見てみると、出演陣の顔触れにいわゆる“バーター的なにおい”が感じられない点も評価されているようだ。 ■視聴者に見透かされている業界内のしがらみ 「ブッキングされている大物芸人たちの顔触れに違和感がなく、所属事務所のパワーバランス などの“しがらみ”を感じさせない点も評価を受けているみたいですね。最近の視聴者は本当にシビア。一昔前なら、テレビ局や広告理代理店、芸能プロダクションといった業界内の人間しか気にもとめなかった、そういう裏側まで、逐一チェックされていますから」と苦笑交じりに話すのは某民放テレビ局編成担当。 実際、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する岡村と田村、ホリプロに所属する三村と日村以外は、所属事務所はみんなバラバラ。岡村と田村についても、三村と日村に関しても、正真正銘の売れっ子芸人で“ゴリ押し”されているフシはなく、結果的に同じ芸能プロダクションに所属している者同士というだけで、他の4人の出演者の中に混じっても、人気的にも、格的にも見劣りはしない。 「べつにバーターが悪いとは思いませんけどね。芸能界に限らず、そういった“力学”はどこの世界にだって働いているでしょ? 派閥が力を発揮する政治の世界しかり、一般企業の社内にだって実力で劣っていても、社内の実力者や直属の上司に可愛がられているという理由で出世する人もいる。同じような商品を取引するとしたら、日頃から付き合いのある会社や業界内で力のある会社の方を優先するケースも多いはずです。ただ、芸能人は能力が分かりやすい数字に表れるわけではないし、よく叩かれるように、番組などのキャスティングなどでは、時にあからさまなバーターがまかり通っていたことも事実です」(前出のテレビ局編成担当)。