【ロッテ】育成2位の帝京長岡・茨木佑太「勝てる投手になりたい」 指名あいさつを受けて決意
ロッテの育成2位帝京長岡・茨木佑太投手(18)が5日、同校で榎康弘アマスカウトディレクター(52)と、担当の中川隆治スカウト(52)から指名あいさつを受けた。 ドラフト会議の入場パスと吉井理人監督のサイン入りボール、サイン色紙を受け取った茨木は「プロ野球選手になるという実感が湧いてきた」と笑顔になった。 最速145キロの直球に、チェンジアップなどの変化球をきっちりとコントロールする。中川スカウトは187センチ、93キロの体格に触れながら「スケール感があり、投げる技術もある。直球の体感スピード球速以上」と長所を挙げた。順位は育成2位だが、「育成に残っているイメージはなかった。うちにとってはラッキーだった」と支配と同等の評価をしている。 茨木は今後、同校で自主トレをしながら来年1月の新人合同自主トレに備える。プロ入り後の最初の目標は「まず支配下登録を目指す。勝てる投手になりたい」。そして一昨年の阪神4位指名の兄秀俊投手(20)と「交流戦で投げ合いたい」と思いを明かした。 ◆茨木佑太(いばらぎ・ゆうた)2006年(平18)5月9日生まれ、北海道出身。手稲中央小1年から手稲ヤングスターズで野球を始め、以来、ほぼ投手。手稲中では少年硬式野球の札幌東シニアに所属。3年の時に東日本選抜大会に出場した。帝京長岡では1年の夏からベンチ入りし、秋から背番号「1」。憧れのプロ野球選手はドジャース大谷翔平、阪神才木浩人。187センチ、93キロ。右投げ右打ち。