【マーメイドS ズバッと!言いたい放題】前走圧巻Vコスタボニータ
しの 今週は重賞が1レースだけ。波乱必至の牝馬限定ハンデ戦です。 大王 エーデルブルーメは祖母がビワハイジで言わずと知れた良血馬。安田隆厩舎から福永厩舎が引き継ぎ、前走のダイワスカーレットCをメンバー最速の上がり3ハロン33秒9で差し切った。勝ちタイムも優秀で、スピードと瞬発力はここでも十分に通用する。 水谷 トレーナーは「1週前は目一杯ではないが、心臓を作る意味でやった。もう一段階、身のこなしが良くなってくれば」やて。 大王 ミッキーゴージャスは母がオークス&秋華賞を勝ったミッキークイーン。着実に力をつけ、小倉の愛知杯で重賞初制覇。大阪杯は14着だったが、牝馬限定のGⅢに替われば反撃は必至だ。 水谷 「調教の良さを実戦で出せるかどうか。返し馬、スタートを含めて気分良く行ければ」と安田調教師。 しの コスタボニータは前走の福島牝馬Sが力の違う勝ちっぷり。同じ(牝)ハンデ戦の愛知杯は3着でしたが、勝ったミッキーが斤量2・5キロ増に対し、こちらは1キロ増。0秒2差は逆転できる計算です。 水谷 杉山佳調教師は「落ち着きが出てきて、ようやく馬がしっかりしてきた」と好感触やった。 大王 タガノパッションは愛知杯で0秒1差2着。こちらはハンデ据え置きの53キロ。前走の福島牝馬Sはスタートで後手に回ったのが響いて6着までだったが、発馬次第で巻き返しはある。 水谷 武幸調教師は「難しい面があるので、気持ちが変な方向に向かわないようにしている。牝馬同士なら」と期待しとったで。 しの セントカメリアは牡馬相手の都大路Sで最速の上がり3ハロンをマークして3着。10ハロンは4勝と得意ですし、ハンデ53キロはいかにも恵まれた感があります。 大王 ベリーヴィーナスは2勝クラス→3勝クラスを連勝中の上がり馬。これもハンデは53キロだ。先手を奪ってどこまで踏ん張るか。 しの 不気味なのは【3・1・0・0】のホールネス。3年目の西塚騎手は今年、グンと成績を上げていて楽しみ。 水谷 ジョッキーは「トモの力が強くなってきたし、ここへきて成長を感じる。パワーアップしているし、自信を持ってレースへ向かえる」と言うとったで。