広島がまさかの連敗で首位陥落。後半アディショナルタイムに痛恨の失点を許した柏は福岡に敗れて勝ち点を伸ばせず|11月3日結果まとめ|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】3日、明治安田J1リーグ第35節、J2リーグ第37節、J3リーグ第35節の計17試合が行われた。
J1リーグは5試合が開催された。 大きな注目を集めたのは、優勝争いを演じているサンフレッチェ広島が京都サンガF.C.と相対した試合だ。ゲームは立ち上がりから広島ペースで進む。攻撃に圧力をかけていく中、京都も奪ってからの素早い攻撃でチャンスメイクを図っていった。 拮抗した展開となった中、先に試合を動かしたのは京都だった。スコアレスで折り返した後半、62分に福田心之助がグラウンダーのクロスを入れると、フリーになっていた平戸太貴が落ち着いて右足で決め切り、先手を奪うことに成功した。 こうなると得点が欲しい広島が猛反撃を開始。選手交代を駆使しながら敵陣に何度も仕掛けていった。しかし、最後まで京都が粘り強い守備で対抗。危ない場面もあったが、体を張って防ぎ、京都が1-0で勝利した。これにより広島はリーグ戦連敗に。シーズンの終了が近づく中、痛恨の連敗で2位に転落している。 残留争いでは、湘南ベルマーレが鈴木章斗のゴールなどでFC東京に勝利して4連勝を記録。残留に向けて大きな勝ち点3を手にした。また、アビスパ福岡と柏レイソルの一戦は、後半アディショナルタイムに生まれた岩崎悠人のゴールで福岡が劇的勝利。17位の柏は勝ち点を積み上げることができず、18位のジュビロ磐田との差は変わらず「4」となっている。 9試合が行われたJ2は、清水エスパルスがいわきFCをウノゼロで破り、2位の横浜FCが引き分けたことで今季のJ2優勝を決めた。もう一つの自動昇格争いでは、V・ファーレン長崎がプレーオフ出場圏内のジェフユナイテッド千葉に勝利して勝ち点3を獲得。横浜FCとの勝ち点差が「3」となり、自動昇格は最終節まで持ち込まれることになっている。 J3リーグは3試合が開催。FC琉球に勝利したFC今治が昇格に大きく近づく勝ち点3を手にした中、いわてグルージャ盛岡はツエーゲン金沢に敗れて今季の最下位が確定した。 ■11月3日 結果 ・J1第35節: 札幌 1-1 C大阪 広島 0-1 京都 FC東京 0-2 湘南 鳥栖 2-1 町田 福岡 2-1 柏 ・J2第37節: 岡山 2-0 藤枝 水戸 1-3 山形 千葉 1-2 長崎 横浜FC 0-0 栃木 甲府 1-2 秋田 清水 1-0 いわき 徳島 1-0 鹿児島 大分 2-1 群馬 愛媛 1-1 山口 ・J3第35節: 八戸 3-3 讃岐 今治 2-1 琉球 金沢 1-1 岩手