今季初の東京ダービー開催を年明けすぐに控えたA東京、SR渋谷の両キャプテンに意気込みを聞いてみた
対戦成績ではA東京がリード
アルバルク東京とサンロッカーズ渋谷との一戦、「東京ダービー」が1月4日(土)・5日(日)の2日間に開催される。同じ東京の街をホームタウンとするクラブ同士の対戦として、2022-23シーズン「渋谷ダービー」でスタート。昨シーズンには「東京ダービー」と名前を変え、ダービーと銘打っての対戦は今シーズンで3年目。A東京のホーム開催の今回は東京ダービーとして初めて国立代々木競技場 第一体育館で行われ、新春の気分がまだ抜けない晴れやかな雰囲気の中、2025年の初戦が繰り広げられることになる。 それだけに両クラブともPRには余念がない。今回は東京ダービーの特設サイトも作成され、開催日に向けて様々な情報が発信されることになっている。両日のイベント情報はもちろんのこと、注目選手の紹介、過去のハイライト映像、さらにはスペシャルコンテンツとして、来場者へのサービスも何度かアップデートされている。 ともに2016年のBリーグ開幕からB1に属する両クラブの対戦成績は、関東アーリーカップの2試合を含め、25勝7敗とA東京がリード。さらに現在A東京の3連勝中であり、SR渋谷とすれば反撃の狼煙をこの東京ダービーから上げたいところだろう。
両チームにゆかりのある選手が多いのも特徴
今シーズン初の東京ダービー開催を年明けすぐに控え、今回、A東京のザック・バランスキー、SR渋谷のベンドラメ礼生の両キャプテンに、今回の東京ダービーへの意気込みを聞いた 今回、A東京のザック・バランスキー、SR渋谷のベンドラメ礼生の両キャプテンに、今回の東京ダービーへの意気込みを聞いた。 2018-19シーズン、10月24日、墨田区体育館で行われた試合で、逆転シュートを決めたことをよく覚えているというザック。「もう1試合覚えていて、昨年、初めて田中大貴と対戦した試合です。SR渋谷には大貴だけでなく長年一緒にやってきた(小島)元基、ルカ(パヴィチェヴィッチHC)、ジェフ・ギブス(現越谷アルファーズ)がいましたから。それに大貴、あいつ自分とのマッチアップのときだけスリー決めたんですよね。『俺のときだけ決めんなよ』は言ったんですけど(笑)。自分がもうちょっとディフェンス頑張らなきゃなと、今年はちゃんと止めたいなと思ってます!」 アルバルカーズ(A東京のファン)に向けて、「やっぱりうちのホーム・代々木第一での試合ですので、黄色ではなく赤で会場を染めていただき、“WE”の力を見せつけて、アルバルクの方が東京で強いチームだっていうのをみんなで見せれてくれたらいいなと思ってます。応援よろしくお願いします!」 対するベンドラメは「東京ダービーはシーズンの中でも強く意識してしまう試合の1つで、毎年日本の中心である東京に拠点を持つ2チームが戦う、Bリーグとしても注目度のあるイベントだと思って戦っています」と気合十分。 今シーズンはA東京が中地区に移動したため、同地区同士の対戦に。「この試合の勝敗はシーズンの中でもとても大きなものになると思ってます。ですので、しっかりと準備して試合に臨みます」 そして、「日本の流行を生み出す街をホームタウンに構えるチームとしてBリーグをもっともっと盛り上げていきたいです。選手も最高のパフォーマンスを発揮できるように準備するので、最高に熱い雰囲気を共に作りましょう!」とファンにメッセージを送ってくれた。 チケットはすでに発売中。新春第1弾のバスケ観戦に東京ダービーを選んでみてはどうだろうか。
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