スケジュールは?費用は?“鳥屋野球場”建て替えめぐり市議から質問相次ぐ「速やかな着工・できるだけ早く供用開始を」
NST新潟総合テレビ
新潟市が現在の場所で建て替える方針を示した鳥屋野球場について、12月9日市議会では、具体的なスケジュール感などを問う質問が相次ぎました。 ■老朽化・被災の“鳥屋野球場”現在地に建て替えへ 鳥屋野潟南部エリア移転提言も「財政への負担などから判断」 9日に開かれた新潟市議会。相次いだのは、市が管理する鳥屋野球場についての質問です。 【翔政会 山際務 新潟市議】 「整備スケジュールについてお聞きするとともに、これまで課題であった事柄を含め、どのような野球場を整備していくのか、合わせて伺います」 鳥屋野球場をめぐっては、施設の老朽化に加え、元日の能登半島地震で被災したことから建て替える方針が決まり、市の有識者会議は「ハードオフエコスタジアムのある鳥屋野潟南部エリアへの移転」を提言していました。 しかし、市は12月、早期復旧、そして周辺環境への影響などを考慮し、現在の場所で建て替える方針を提示。これについて、市議からは具体的なスケジュール感などを問う声があがりました。 【新潟市 中原八一 市長】 「新しい野球場の機能の確定、既存施設の解体、地盤調査および安全対策を効率的に進めながら速やかに着工し、できるだけ早く供用開始できるように努めてまいります」 【新風にいがた 小柳聡 新潟市議】 「あの規模の広さの土地を地盤改良するとなると、相当な費用になる。市の持ち出しは、どの程度を見込んでいらっしゃるのか、お聞かせください」 【新潟市文化スポーツ部 高田章子 部長】 「具体的な金額については、これから求められる機能について、野球関係者や地元住民の皆様の声を聞きながら考えていくということになる」 また、このほか、陸上競技場などの整備について、市は鳥屋野球場の建て替えの進捗を踏まえて進める考えを示しました。
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