第94回選抜高校野球 東海大相模、補欠校に 吉報届かず 「またチャレンジ」 /神奈川
<センバツ高校野球> 第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の出場校を決める選考委員会が28日、オンラインで開かれ、前回大会で優勝した東海大相模(相模原市南区)は補欠校となった。3年連続13回目の選出はかなわず、史上4校目の春連覇の夢も消えた。県勢が選出されないのは2017年の第89回大会以来5年ぶり。 昨秋の関東地区大会準々決勝で木更津総合(千葉)に敗れて4強入りを逃した東海大相模は関東・東京地区の6枠目を争い、当落線上でこの日を迎えた。選手たちは校内で吉報を待ったが、届かなかった。 原俊介監督は「今日という日を楽しみに、そして不安な気持ちで待っていた。選手にも『信じて、願おう』と伝えていた中で選出されなかったのは残念。一日一日を大切にしながら、またチャレンジしていきたい」と気持ちを新たにした。 同校の土井崇司校長は「このような結果になったが、悔しさを爆発の材料にして成長につなげてほしい」と話した。【牧野大輔】