映画「グランメゾン・パリ」料理監修小林圭シェフ「ありがとうの言葉しかない」主演木村も絶賛
映画「グランメゾン・パリ」で料理監修を務めた小林圭シェフ(47)が30日、同作初日舞台あいさつに登壇した。 「コロナ明けにオファーをもらった」と明かすと、「飲食に対してすごくつらい時期だったけど、前を向いて、皆さんに笑顔を届けられたらいいなと思って受けた」と振り返った。「大人の本気を見せていただいて感謝です。熱量がすごい。監督のOKをもらうためだけに真剣だったのが、自分には刺激だった」と明かした。 「職業、レストランに興味を持っていただければ誇りを持てるし、次の世代に対するメッセージも残せたので、ありがとうの言葉しかない」と感謝した。 舞台あいさつの最後にはリッツカールトン東京のレストラン「エリタージュ バイ ケイコ バヤシ」のパティシエが作ったエッフェル塔型ケーキを提供し、華を添えた。 木村拓哉(52)は「こういうものでも、とにかく手を抜かない」と絶賛。「シェフと聞かなかったら、パンクバンドの方というようなカジュアルさですが、料理に関しては本当に手を抜かない。こういう感じを自分の作業に反映させたいと思わせてくれるような方」とたたえ、ケーキを見て「すげぇ~な」と驚嘆していた。