【陸上】松岡佑起氏が京産大長距離男女共同コーチに就任 順大や大塚製薬で駅伝・トラックに活躍
京産大陸上競技部は8月5日、8月1日付で長距離男女共同コーチに松岡佑起氏が就任したと発表した。 京産大・中村光稀が独走V2も「最低でも大会記録は更新しておきたかった」/関西ICハーフ 38歳の松岡氏は、京都・洛南高出身。高校2、3年時にインターハイに出場し、いずれも8位に入賞した。全国高校駅伝にも3年連続で出場している。順大では学生三大駅伝に1年時から出場するなど主力として活躍。2007年には5000mで当時の順大記録となる13分36秒51をマークし、ユニバーシアードでは2位に入った。 卒業後の08年4月から大塚製薬に所属。10年の日本選手権5000mで優勝を飾り、アジア大会は5000mで出場して9位に入った。19年4月から大塚製薬のコーチとなり、22年度は日本オリンピック委員会(JOC)の海外研修制度を利用し、ケニア、英国、オランダに1年間留学していた。 松岡氏は大学を通じ、「2024年8月1日付で、京都産業大学陸上競技部コーチに就任いたしました。稲原監督(女子長距離)、妹尾監督(男子長距離)を支え、チームの強化に尽力いたします」とコメントした。 京産大陸上競技部は1965年創部。今年11月の全日本大学駅伝には全国最多となる49回目の出場を決めており、86年には優勝している。昨年11月の丹後大学駅伝(関西学生対校駅伝)で優勝し、10月の出雲駅伝出場も決まっている。
月陸編集部