駅のキヨスクがブランド刷新「PLUSTA(プラスタ)」に 今後はコンビニ等との差別化が必要と専門家
マーケティングが専門の大手前大学経営学部の正岡幹之准教授です。 大手前大学経営学部 正岡幹之准教授: 「キヨスクはもうビッグブランドで、皆さんがよくご存知のブランドだと思うんですけれども、今回サイトを見せていただくと『買い物の楽しさ』や『わくわく感』、『ときめきのひととき』といった言葉が並んでいるんですね。そこはやはりキヨスクでは、もう一押しできないところがあろうかなと。 そこでブランドを一新して、1からスタートするという意味では、ブランド変更は非常に有意義な戦略だと思っています」 正岡准教授は消費者行動の変化も影響しているといいます。 正岡准教授: 「(駅ナカの店舗は)駅で消費する商品を購入する場所というのが当初の役割だったと思うんですね。それが徐々に消費者がいろいろなところで購入したいというようになり、買い回り品も利便性の高い「駅ナカ」で購入できればいいなということで、駅における店舗の役割に幅広さが求められてきているのではないかなと感じますね」 ブランドを刷新した「プラスタ」のライバルはどこになるのでしょうか。 正岡准教授: 「駅の外のコンビニやドラッグストアで購入して、電車に乗る人も数多くいらっしゃると思いますので、その辺りのライバル他社との差別化が必要です。今後品ぞろえにいかに反映していくかということが重要になってくると思います」
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