玉川徹氏が小倉智昭さんの訃報に「なにか託された思いがありますね」
コメンテーターの玉川徹氏が10日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演し、亡くなった小倉智昭さんとの思い出を語った。 番組に出演する元フジテレビアナウンサーの菊間千乃氏を通じて今年5月に小倉さんと交流を持ったという玉川氏。「僕が注目して見てた番組なんですよ『とくダネ!』って。本当に強い番組だったから」という。 ラジオ番組に出演をしてもらった時に、小倉さんは「『とくダネ!』の最後の5年くらいは、『モーニングショー』にやられるぞってずっと言ってたんだよね。新しいものをやっぱりドンドン取り込んで変化していかないと、どんなに隆盛を極めているものでも、栄枯盛衰で衰えていくんだよって言ってたんだけどなあ」と話していたという。 玉川氏は「いまって、どういう番組見てらっしゃるんですかって言ったら、“テレビは面白くない、バラエティーなんかでもみんなひな壇やってて、同じようなことしゃべってて、ドラマも同じ役者さんがいろんな局出て、同じようなことやってて面白くない”」と現状を嘆いていたという。 それでも、ニュースと情報番組だけは見ると話していたそうで「どんな番組見るんですかって聞いたら“モーニングショーだよ”。『モーニングショー』は生で見る。他局は録画してみるそうで、そんなに見てくれているんだっていうのがうれしかったですね」と話した。 「本当にボクの目標中の目標の人だったから。そういう人に今年、羽鳥さんとか、菊間さんを通じて仲良くすることができて」と小倉さんとの出会いに喜んだ玉川氏。「テレビについての思いっていうのはものすごく熱い方で、“君がこれからやっていくんだよ”ってね。なにか託された思いがありますね、小倉さんから」と語った。
東スポWEB