今年は「月」の年 「月」の変化を楽しもう
■皆既月食と流星群との共演も 全国で見ることができるのが、10月8日の「皆既月食」。同日夕に月が欠け始め、午後7時25分ごろから1時間ほど、赤銅色の月を楽しむことができる。沖縄県・石垣島以西では「月出帯食」となる。観測の条件は、もちろん“好天”なので、すっきりと晴れることを期待したい。翌日10月9日が「10月りゅう座流星群」(起源の名前をとって「ジャコビニ流星群」とも)の極大にあたるので、月食の観察中に流星を見つけることができるかもしれないという。 日本で見ることのできる皆既月食は2011年12月以来、3年ぶりの天文ショーとなる。実は、来年2015年4月にも観測できる見込みだが、その後は2018年1月まで観測できないため、この機会に月のショーを楽しんでおきたい。 (文責/企画NONO)