中京テレビNEWS

新型コロナが5類になって初めての年末。中京テレビ「キャッチ!」で、視聴者に「今年、忘年会は開催されるか？」というアンケートを行ったところ、「開催あり」が50％という結果になりました。去年は27％だったので、約2倍に増加しています。復活を見せ始めた忘年会ですが、最も参加意欲が高いのは意外にも20代でした。

すでに去年の予約を超えたお店も！　忘年会シーズンに期待が高まる飲食業界

すでに去年の予約数を超えている店も

2023年の忘年会シーズン到来。お客さんを待ち望む飲食店の中には、大きな期待をしているお店もあるようです。 牛肉のしゃぶしゃぶや寒ブリのお寿司など、忘年会のスペシャルプランを用意したのは、全国94店舗展開の飲食チェーン「ゆず庵」。11月から忘年会の予約を受け付けたところ、すでに去年の予約数を超えているといいます。

「ゆず庵」春日井店の守田弦樹店長

「ゆず庵」春日井店 守田弦樹店長： 「感覚的には全然去年の比にはならない。最高の月商（売り上げ）を今年超えていけるんじゃないかな。率直に言ったらやっぱりようやく（コロナ）明けたなって感じですね。飲食店は大変な時期だったんで、お客さんに戻ってきてもらってすごくうれしいです」 普段は150人ほどが来客するこちらのお店ですが、年末年始にはその2倍以上の予約が入っている日もあるそうです。

忘年会に好意的な意見が多数！　参加意欲が高いのは意外にも20代！？

半数以上が忘年会に「参加したい」と回答

期待感が増す飲食店ですが、街の人からも「楽しいからですからね。（忘年会）大好きです」「やっぱりお酒を飲んで盛り上がるというところは楽しいですね」など、忘年会に対して歓迎の声が上がっています。 中京テレビ「キャッチ！」が街で30人ほどに聞いたところ、9割以上が忘年会を楽しみにしていると回答。先月発表された「2023年忘年会意識調査」（ライボJob総研調べ）でも、忘年会に「参加したい」か「参加したくない」かという質問に対し、55.8％が「参加したい」と答え、全体の半数を超えました。しかも、「参加したい」と答えた人を年代別に見てみると、一番多かったのはなんと「20代」だったのです。

今年初めて会社の忘年会に参加するという20代女性

20代の人に参加したいと答えた理由を聞いてみると、「（会社の）忘年会は初めてなんですけど、普段会社でゆっくり話せない人とお話できたりとか楽しいですね」「コロナ時期とかでずっと開催されていなかったので、ちょっと行ってみたいな」など、コロナの影響もあり職場でのコミュニケーションが取りづらい時期を経験したことが要因となっているようです。