広島・堂林翔太が年俸6000万円で更改 選手会長として球団に要望、来季は短パン練習解禁へ
広島・堂林翔太内野手(33)が4日、広島市の球団事務所で契約交渉し、400万円減の年俸6000万円(金額は推定)で更改した。1時間半の〝ロングラン交渉〟では広島選手会長として「20~30項目」の要望を出したと明かした。 【写真2枚】ファーストバイトで浅田真由にケーキを食べさせる広島・大瀬良大地 「僕個人の話はちょっとで、ほぼほぼ(チームの)これからのことと、要望の話。いい話はさせてもらえたのかなと思います」 11月下旬の広島選手会納会で集めた意見を基に幹部と話し合った。堂林が報道陣に公表した5項目の要望と球団の反応は次の通り。 ①打撃ケージの上部に日差し避けを設置。(必要なら検討) ②球場に隣接する室内練習場の冷房完備。(室内が広く相当な設置費用が必要になるため別の方法を検討) ③サードユニホームや特別ユニホームでのプレー。(可能。あとはユニホーム製作の部署次第) ④スローボールマシンの購入。(すでに打撃マシンやトレーニング器具があるため慎重に検討) ⑤リプレー判定やリクエスト判定の映像やアングル問題。(テレビ局のカメラを使用。〝ホークアイ〟の高性能カメラの使用は全12球団の本拠地に導入後、検討) 広島選手会と球団は夏場の暑さ対策の議論を進めており、来年7~9月の本拠地に限り1、2軍ともに短パン練習を解禁する。チームの懸け橋となって奮闘する堂林は今季87試合に出場し、打率.230、1本塁打、17打点。16年目の来季に向け、「あと何年できるかわからないが、来季はあと5年できるのか、1年で終わるのか、大事な時期。開幕に合わせるのではなく2月1日に合わせて動けるように準備したい」と力を込めた。