石橋貴明、アスリートの“憧れ”になった『スポーツ王』に感慨「本当にいい番組になった」 29年ぶり武道館ライブへの思いも「どこかでまたやりたい」【テレ朝年末特番連載Vol.3】
テレビ朝日は、今年開局65周年を迎えたことを記念した年末特別企画『感謝のカウントダウン!テレ朝年末30日連続スペシャル祭り!!』を実施し、12月2日から31日までの30日連続で特番を放送する。ORICON NEWSでは、出演者らにインタビュー連載を行っていく。 【写真】これぞとんねるず!超満員満員の武道館で行った29年ぶりライブ 第3回は、あす16日午後6時30分から放送される『25周年!とんねるずのスポーツ王は俺だ!!現役選手&スポーツ関係者300人が選ぶ スーパースターだらけの伝説名勝負ベスト25』より、とんねるずにそれぞれインタビュー。今回は石橋貴明に『リアル野球BAN』にかける並々ならぬ思い、そして今年29年ぶりに開催した武道館でのライブについても聞いた。 ――今年25周年を迎える『スポーツ王』。特別企画としてこの25年を振り返ることになりましたが、収録を終えていかがでしたか? 【石橋】自分たちはこんなに長く続けてきたという意識は全くなかったんですけど、映像を見て改めて「25年もやったんだな」と思いましたね。当時の自分を見て「若いなこの時!」と驚くこともありましたし、もういま引退をしている選手が当時現役だった姿を見ると、本当に月日が経ってしまったんだなと。本当にあっという間の25年でしたね。 ――最初はこんなに長く続く番組になるとも思っていなかった? 【石橋】全然(笑)。こんな長く続くなんていうのは全く思わず、初回の時にタイガーウッズとゴルフ勝負ができるっていうからすごいなと。あの時代に(タイガーと)やれてすげえうれしかったですね。 ――そんな衝撃的な2000年の初回スタートから25年、ご自身が思う『スポーツ王』の魅力とは。 【石橋】これはたくさんのアスリートが出てくれて歴史を作ってくれたからなんですけども、「小さい時に見てて1度出てみたかったです」っていうことをアスリートの皆さんが言ってくれるんで、本当に長く頑張って続けてきてよかったなと思います。そして本当に皆さん収録終わった後に笑顔で帰っていってくれるし、「また来年活躍して呼ばれるように頑張ります」っていう連絡とかをもらうと、本当にいい番組になったんだなって改めて思いますね。 ――これまで番組にはたくさんのレジェンドも出演してきました。インタビュー企画の「テレ朝年末感謝の30日スペシャル!」にちなみ、アスリートのみなさんへ“感謝”したいことはどんなことですか。 【石橋】もう言葉じゃ言い表せないですよね。本当にトップの人たちが、例えば全く違う競技をやってくれたりだとか、野球BANで本気でバット振ってくれたりだとか、憲武の変なルールのもとで違う競技みたいなことをやってくれるだとか。そんなことをみんな本当に大笑いしてやってくれる。僕がテレビで見て「面白い」「楽しい」と感じるから、多分視聴者の方もそうやって見てくれてるのかなって改めて思いますし、そんな番組を作ってきてくれたアスリートの皆さんには感謝しかないです。 ――そんな『スポーツ王』は、石橋さんにとってどんな番組になっているのでしょうか。 【石橋】もう今は、1年間で“リアル野球BAN”が1番大事な仕事だと思ってやってるんで。“野球BAN”の収録が終わると「もう一年終わりだ」「今年も元気に野球BANをやれた」と思える。全部終わった後には、チームで打ち上げをやるんですけど、勝つか負けるかでその打ち上げの空気が全然違う。勝てば非常に盛り上がるけど、負けた時本当に全員落ち込むんで(笑)。酒をうまく飲むには勝たないといけないんで、必ず“野球BAN”の前日には全メンバーに「明日は勝つ!」っていうメールを必ず送る。そうするとみんな「勝ちます!」ってすぐ返してくれるので試合前にはすごく気合が入りますね(笑)。 ――ではこの“リアル野球BAN”にピークを持ってくるように毎年調整を? 【石橋】そうですね。今年は武道館(今年11月に行われた『とんねるず武道館ライブ』)よりピークを合わせていきましたね(笑)。 ――29年ぶりとなる武道館ライブも、ピークとしか思えない素晴らしいライブでした。先日、石橋さんはライブについて「あの画は、オレと憲武しか見られないので、非常に感動的な画でした」とおっしゃっていましたが、『スポーツ王』で並び立つ時とは、また違った感慨があったかと思います。 【石橋】いや、最初は本当に武道館2日間お客さんが入るのかなって非常に不安しかなく。2日間もこんな62、3歳のおじいちゃんを誰が見に来るのかと思ったら、お客さんが両日パンパンに入ってくれて非常に気持ちのいいステージができて僕らも歌っていてすごく楽しかった。“ワンフー”の皆さんも「楽しかった」という声をたくさんくれるので、改めてやってよかったなと。2024年、とんねるずにとって非常にいいライブでした。 ――最後に、とんねるずさんを愛し続ける“ワンフー”ことファンの方々にメッセージをいただけないでしょうか。 【石橋】武道館ライブは全然当たらなかったっていう人が非常に多かったと聞いているんで、そのために何か考えなきゃいけないなと思っていて。どこかでまたやりたいなと思っていますんで、その時までワンフーの皆さんはしばしお待ちくださいと。そして『スポーツ王』25周年特番、来年の『スポーツ王』もぜひご覧になってください。