藤本美貴 産休前に語るネットとの関わり、育児、産後の展望
第3子を妊娠中の藤本美貴が自身のYouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」を10月に開設、好評のようだ。“新しい藤本美貴を発掘”すべく、いろいろなヒト・モノ・コトと出会い、好きなことを見つけ、やりたいことをやっていく様子をお届けするチャンネルという。1月末に出産を控えまもなく産休に入ると聞き、同チャンネル収録中の藤本に活動状況や育児、出産への心構え、産休後の展望などを聞いた。 【写真特集】産休直前の藤本美貴に聞く育児と芸能
「ファンの皆さんと近しい場所」産休中も更新
「念願だったんです。自分からやってみたいなと言ったのがきっかけです。テレビのお仕事とかいろいろやらせていただいて、そのなかで社会見学みたいなところもありつつ、いろんな人と出逢ったりいろんな人と話をしたいなと思うようになりました。自分で自分のやりたいことができる場って感じかなと思いました」 藤本がモーニング娘。に在籍していた頃は、まだネットの番組配信などもそれほど充実しておらず、まだまだテレビ番組が強力な情報発信の場だった。モーニング娘。も冠番組などを持っていたが、現在はSNSはじめネットでの情報発信やファンとのコミュニケーションが重要視されるようになってきた。自身のチャンネルを始めて、藤本も手応えを感じているようだ。
「コメント欄もつけたりしているので生の声も聞けるし、ファンの皆さんと近しい感じがします。ゲストもテレビ番組だとスタッフさんが呼んでいただいた方に会う感じですけど、YouTubeなら自分が呼びたい人だったり、ふだん接点のない人にも会えたり、興味のままにって感じですね。これまで現役のモーニング娘。も1回きていただいたことあるし、2ちゃんねるの創設者のひろゆきさん、認可保育園の協会の会長さん、たまごクラブの編集長さんなどいろいろな方に会わせていただいています。産休中も撮りためた素材を活用し更新はストップしないようにしますし、産休中ならではのホームビデオ的な動画も準備しています」
子育てで心がけるのは神経質にならないこと
現在、藤本は7歳になる男の子と4歳になる女の子、一男一女のママだ。3人になると育児もより大変になるのでは、と水を向けると「生まれたら育てるしかないので」と楽しそうに笑った。 「バタバタするだろうな、大変だろうなっていうのはあるけれど、子どもも成長していきますから、まだ幼くて家族がきゅっとなれる時間を楽しみたいなと思います。長男も長女も最近はなんでも自分一人でできるようになってきたし、3人目が生まれたら手伝ってもらえるだろうなと期待しています」 子育ては順調そうだが、どんなことを心がけているのだろう。 「あまり神経質にならない、ということですね。育児のテーマは『死ななきゃいい』(笑)。なんでも経験しないと子どもってわからないと思うので、痛いも危ないも、命に関わらないことであればやってみたら、って感じです」 そしてもう一つは、個性を大切にすることだとか。 「私ならこうするのにって思っても、子どもには子どもの性格も人格もあって、友達との付き合い方もあります。その子によっていろんなことの対処法が違いますから、私のアドバイスで解決できるかはわからないし、子どもの気持ちを尊重していきたいですね。将来の職業についても、なんでもいいから一生懸命になれるものを見つけてほしいです。夢がかなうのが一番ですけど、もしかなわなかったとしても、きっとその一生懸命になった時間ってすごく意味があると思うので、悔しくて泣けるぐらい一生懸命になれるものを見つけてほしいなと思います」 夫である庄司智春とは、育児についてよく話し合っているという。 「結婚して10年になるんですが親友みたいな感じで、学校のこと幼稚園のこと、子どもが最近こういう状況だとか、習い事とか、なんでも話し合います。うちは会話がまめにあるほうなので。お互い意見が異なるときもありますけど、そこでケンカになることはなくて、お互い『あ、そういう考え方もあるか』というのがあって、どっちも間違いじゃないというところから解決策を見つけていきますね」