“監督”は清原氏 日米トライアウト会見(全文2完)甲子園よりも緊張した
今、野球とどう関わっているのか
記者1:ライターをしてます【スズキ 00:25:21】と申します。清原さんにお聞きしたいんですが、プロの選手が関わる野球の現場に行かれるのはすごく久しぶりのことだと思うんですけど、今、ご自身の生活の中で、例えば野球を見たりとか、あるいはバットを振ったりとかもされているかも分からないんですけど、今の生活の中で野球への関わりってどういうものですか。 清原:正直言いますと、自分が逮捕されたときは、自分が野球したことさえも後悔しましたが、約3年半、治療、そして、含めて生活してまいりまして、やっぱり自分には野球しかないんだなと再認識しまして、それで少しずつ体動き始めて、自分で少しずつ子供、教える機会であったりだとか、少年野球教室のために自分のスイングをいろんな全国の子供たちに見てもらいたいということで、またスイングを。現役時代のようなスイングはできないんですけれども、何よりもやっぱり自分のスイングする姿を野球少年たちに見てもらいたいと思って、今、日々トレーニングして準備している最中にこのような話をいただいたので、本当にこつこつと、もう一度、野球、原点に振り返って生活してきて良かったなと思っております。 司会:ありがとうございます。それでは次の方、挙手をお願いいたします。では最前列の方にお願いいたします。
記録を抜いたヤクルト・村上選手に感じることは?
日刊スポーツ:日刊スポーツの【沢田 00:27:36】と申します。しばらく野球も見ないという時期があったみたいですけれども、今年プロ野球ご覧になって、特に感じたこと。特にヤクルトの村上選手が10代で清原さんの記録を抜きました。村上さんのことについてなんか感じることがあったら教えてください。 清原:やはり、彼がまだ4月、春先本調子でないときに、たまたま僕が神宮の【取材 00:28:18】に行ったときに、早出特打で打っている姿を見たんですけれども、そのときに一目見て、この子のスイングいいなと、いいスイングしているなと。それから彼を注目するようになって見ていたんですけれども、いや、本当に日々進化しているのも感じてましたし、注目してしまう選手でしたね。 それでどんどんホームランを打つようになって、彼なりに本当に工夫してバッターボックスに入っているのも伝わってきましたし、どんどん、三振が多いというのもありましたけれども、やはり試合の中でどれだけバットを振れるか、そこがやっぱり勝負になってくる世界で、三振を恐れず強くスイングする姿を見て、本当に素晴らしい選手がまた野球界に生まれてきたなというふうに感じていました。 司会:ありがとうございます。それでは、すいません、お時間の都合で最後のご質問とさせていただきたいと思います。よろしいですかね。ではどうぞ。