“監督”は清原氏 日米トライアウト会見(全文2完)甲子園よりも緊張した
元プロ野球選手や高卒以上のアマチュア選手、米マイナーリーガーの日米プロ野球への挑戦をサポートする「WorldTryout2019」開催に先立ち、主催の株式会社WorldTryoutが30日午後、都内で記者会見を行い、選手を選考する“監督”を清原和博氏が務めると発表した。 【動画】清原和博氏、公開トライアウトの“監督”就任「野球に携われることを感謝」 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「清原和博氏、公開トライアウトの“監督”就任「野球に携われることを感謝」(2019年10月30日)」に対応しております。 ◇ ◇
戦力外選手の気持ちは理解できる
司会:ありがとうございます。さあ、先ほど田中さんのお話にも少しあったかとは思うんですけれども、年俸交渉するエージェントは日本にいる。ですが戦力外になった選手が次のチームを探すエージェントは日本で確立されていないと。こういった点をWorldTryoutでは解決していきたいと考えているということなんですが、この点について清原さんにもお話を伺いたいと思います。こういった問題について清原さん、いかがでしょうか。 清原:僕でしたっけ。 司会:はい。申し訳ございません。こういったエージェントの問題ですね。いかがでしょうか。エージェント。日本ではこういった、海外に行けるようなエージェントがいないという問題について。 田中:見つけることができないっていう、選手たちの話。 清原:ああ、そうですね。 司会:すいません、マイクの問題で。 清原:自分の場合はフリーエージェントしましてジャイアンツに入りました。そのあとジャイアンツから戦力外通告受けたんですけれども、そのときにどうしようかなと思ったときに仰木さんからお声を掛けていただいたんですけども、自分の場合は本当に幸せで、次の球団はオリックスという、決まりましたけども、戦力外通告を受けた選手はほとんど皆さんが次のチームも決まらず、エージェントももちろんいないですし、自分でなんとかしないといけない、そういう状況であるのが現実だと思います。でもこのようなトライアウトがあることによって、もう一度チャンスをつかめるんじゃないかと、そういう中で自分がどれだけできるんだろうかと自問自答しましたが、今自分が置かれている状況、そしてその選手の気持ちは少しは理解できると思っております。 なので、11月30日、僕はそれまでにしっかりと準備して選手たちの新しいチャレンジの場を、少しでも野球につながるように自分が努力したいと思っています。 司会:ありがとうございます。加治佐さん、田中さん、力強いお言葉いただきましたね。 加治佐:ありがたいです。