ミシュラン三つ星シェフの世界観を、絶景のザ・リッツ・カールトン東京で味わう
心浮き立つ「ミシュランの星付きレストラン」というタイトル。中でも三つ星は「そのために旅行する価値のある卓越した料理」という最高のレストランに与えられる称号です。 【画像】まるでアートな見目麗しい料理 アジア人シェフとしてフランスで初めてミシュラン三つ星を獲得した小林圭シェフは、現在も自身の名前を冠したパリの「Restaurant KEI」で腕を振るっていますが、2024年1月、パリまで旅せずとも小林シェフの世界観を味わえる「Héritage by Kei Kobayashi(エリタージュ バイ ケイ コバヤシ)」が、ザ・リッツ・カールトン東京にオープンしました。 東京初店舗となる小林シェフ監修のフレンチレストラン。一体どんな空間が広がっているのでしょう。光栄にも取材させていただきました!
◆六本木上空45階からの絶景に包まれて
訪れた日はあいにくの大雨。しかし六本木のザ・リッツ・カールトン東京45階というロケーションには、悪天候をものともしない絶景が広がっています。奥へと伸びていくレストランは全28席。落ち着いた色合いのシックな装いで、一席ごとの空間もぜいたく。広々としています。 料理はもちろん、レストラン内のサービス、器、空間演出などの全てを、小林シェフ自らが監修。ランチタイムに飾られるテーブルの花、ディナータイムに灯されるキャンドルにまで小林シェフの美意識が宿っています。特注の器や、フルセットでそろうクリストフのカトラリーなどは、手に入りにくいものばかりだそう。料理だけでなく、その周辺にも見どころ満載です。
◆小林圭シェフの「遺産」
店名の「Héritage(エリタージュ)」は、フランス語で遺産・継承という意味。世界に通じる料理としてフランス人が創り出した「遺産=フランス料理」を次の世代へつないでいきたいという思いがこもった名前です。正統派のフランス料理という土台を大切にしつつ、“現代風”をエッセンスに加えた見目麗しいメニューが次々に登場します。 この日いただいたランチコースは次の通り。 ・Amuse Bouche 千葉県 銚子産 蛤の香草パン粉焼き 水牛モッツァレラチーズとセミドライトマトのピザ仕立て さわやかなセロリのシャーベット ・牛コンソメスープ ポルト酒の香り ・五島列島 シマアジのタルタル仕立て レモンの泡とブラックオリーブのクランブル ・ロワール産ホワイトアスパラガス ブラッドオレンジのサバイヨンソース ・愛媛県産 白甘鯛 ホタテ貝柱の出し汁 レモンジンジャーの香り ・ニュージーランド産 仔羊の塩釜包み焼き ジュのソース ・苺 とちあいかのタルト仕立て ・Cafe