荻野目洋子 中山美穂さんをしのぶ「悲しむだけでは失礼」「その人から何を教わったか?を考える方が…」
歌手の荻野目洋子(55)が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。6日に死去していたことが分かった女優で歌手の中山美穂さん(享年54)を追悼した。 【写真】86年、フジテレビ「藤子不二雄の夢カメラ」発表会見に出席した(右から)中山美穂さん、小泉今日子、荻野目洋子 80年代に同じアイドルとして活躍。86年のフジテレビのオムニバスドラマ「藤子不二雄の夢カメラ」では“共演”している。 荻野目は「人生には限りがあるといつも感じています」と書き出し、「きっと一般的に日々を過ごす場合の何百倍も多く人に会う仕事なので、10代の頃から“死”と向き合う数も多かったのだと思う」と中山さんの胸の内を代弁するかのようにつづった。 そして、「大切な人が病に倒れたり、自死や事故でお別れになってしまうという突然のお別れが幾つもあった。哀しみを受け止めきれずに、誰に話していいかもわからず、ただひたすらスポットライトに涙を乾かしてもらった」と自身の経験を回顧。 「なんで居なくなってしまったんだろう…どんなに泣いてもその人は帰ってこない。だけど自分が思えば今も心に居てくれる。“死”についてその都度、考えるけどそれは案外、悲しむだけでは失礼であって、その人から何を教わったか?を考える方が私は良い気がしてきています」と“しのぶ”方法について語り、「訃報に接し謹んでお悔やみ申し上げます」と締めくくった。